実家の片付けをしています。

天袋の開かずの箱を何とかしたくて、夫が来てくれた時に下ろしてもらいました。


中身は、結婚前の父と母がやり取りしていた手紙、日記などです。


日記が父のものなら父に見せたい。

父のものか母のものか判断がつかなかったのでパラパラと読んでいたら、父への情熱的な想いが綴られたページで母のものであることが判明しました。


きゃーっ、母にも父に対してこんな気持ちを抱く時代があったの!


と、くすぐったい気持ちになりました。


母は、父とは仕方なく結婚したのだというようなことを繰り返し口にしていたのでびっくりしました。


さて、むかしの父宛ての手紙もあったので父に、

「お父さん宛てのむかしの手紙があるよ」

と言ったら、

「それは白雪姫のものだろう?白雪姫の宝物だよ」

と言われました。


何を言っているんだろう、と思ったのですが、わたしが中身を出していた箱を見てわかりました。



白雪。


あっ、なるほどね。


箱の文字なんてよく見ているなあ。

意味のわからないことを言っていても、ちゃんと理由があるんですね。