今朝も父が、洗濯済みのパンツを引き出しから取り出して履いていました。


ステテコもちゃんと洗濯済みの履いてる。

昨日は春夏向きの薄手のを履いてたけど、今日は寒いからちゃんと冬向きの温かいの履いてる。


わかりやすくすれば、認知症になってもできることは増えるのだと思い嬉しい限りです。


しかし、ここで問題が。


父が昨日、履いていたパンツとステテコが見当たりません。

今朝の父の着替えは、パンツを履いたところだけ見届けて、あとはちらちらと様子を伺うだけにとどめたため、昨日のものをどうしたのか見ていないのです。


物が物だけに、埋もれてしまって月日が経つとよくないことになります。


さあ、推理を働かせて。灰色の脳細胞を使うんだ。


父の行動パターンからいくと、洋服タンスは絶対に開けない。

肌着を入れている引き出しにも入れないだろうけど一応見ておく。ない。

自ら洗濯物のカゴに入れることはない。


わかったぞ、押し入れだ!


というわけで、父の押し入れをごそごそ探すと出てきました。


見つかってよかった。


前日の洗濯物を回収しないでも、洗濯済みの下着を自ら履くようになったのは素晴らしい。


できることに波があるので、これを当たり前とせずにできた時は喜びつつ、できることをフォローしていこうと思います。