【望月美都輔 リサイタル】




3月9日(土)

佐賀県 佐賀県立美術館ホールにて

望月美都輔リサイタルが開催され、

出演させていただきました!


第一部は邦楽 長唄

第二部は洋楽 ジブリメドレー等

と、和と洋どちらも楽しめる

とても素晴らしいプログラムの演奏会でした!


美都輔さんは芸大の後輩であり、

ご結婚を機に佐賀で意欲的に活動されています。


長唄を始め古典曲はもちろんのこと、

洋楽も篠笛で美しく演奏され、

お歌もうまい!

そしてお人柄も良く

しっかりされていて

まさしくスーパーウーマンです♡♡♡


第一部は長唄

「操三番叟」

「黒髪」

「喜撰」

というプログラムでした。


長唄は昔の言葉を使いますので、

なかなか初めて聴く方にとっては

何を唄っているのか分からないと、

嫌厭されることが多いので、

今回は言葉がわからなくても、

なんとなく楽しい面白い曲を選曲されたとのこと!


「操三番叟」は、

操り人形になった三番叟を人形遣いが操って踊らせるという趣旨の演目で、

能楽から伝わる三番のリズムがベースとなりつつも、長唄らしい唄や旋律が心地よく明るくおめでたい曲です。

三番叟(サンバソウ)とは、

能の「翁」という神事に近い高尚な演目に出てくる「翁」・「千歳」・「三番叟」の1つで、五穀豊穣を願うのが「三番叟」です。

長唄やその他様々なジャンルでこの三番叟にちなんだ演目が作曲されました。

長唄では他に雛鶴三番叟、舌出し三番叟、翁千歳三番叟などがあります。



「黒髪」は、

メリヤスものといい、

ゆったりとしっとり、

つややかな唄が聴きどころです。


「喜撰」は、

六歌仙の一人である喜撰法師が主人公の曲。

春の祇園、

お坊さんなのに茶汲み女と戯れたり

吉住踊りを踊ったりと、

華やかで軽快で心浮き立つ曲です。

(粋な演奏が求められるわけですが、

その辺が難しい・・・真顔

舞踊の為に作られた曲で、

3月歌舞伎座でも興行されています音譜

歌舞伎や日本舞踊では清元と長唄の掛け合いで演奏されます。


演奏直前


私は「操三番叟」と「喜撰」の小鼓を演奏させていただきました!!


楽屋で美都輔ちゃんと📷



楽屋で囃子チーム📷





帰りの空港で佐賀ラーメン🍜

美味しかったです♡




お土産は北島のいちご🍓味のぼうろ♡