Ｕ－２３日本代表ｖｓＵ－２３カメルーン代表

今日はサッカーのＵ－２３日本代表ｖｓＵ－２３カメルーン代表の試合が国立競技場で行われました

結果は ０－０ のスコアレスドローに終わりました。

しかし、内容的には見応えののある試合で、オリンピックでも期待を抱かせる戦いぶりだったと思います

特に前半はゴールが奪えていたら完璧と言っても差し支えないのない内容。

各選手の距離感が非常に良く、フィジカル面で劣る日本人が世界を相手に闘うにはベストな戦いぶりだったと思います

しかし、ゴールが奪えなかったのは大きな反省点。

特に前半の梅崎のクロスに森本が合わせた場面などはゴールできるかは別として、確実に枠の中にはシュートを打てる様にならなくてはいけないと思います

後半は疲れが出たのか前半に比べると各選手の距離感がルーズになった印象を受けました。

フィジカルコンタクトをできだけせずに闘う上では３０ｃｍの距離感が非常に重要な意味があるので今後の修正課題だと思います

個人に目を向けるとＤＦ陣は連携も取れていてなかなか良かったと思います。

森重、吉田などは今まではアピールする場をあまり与えられていませんでしたが、今回はシッカリとアピールできたんじゃないでしょうか

中盤で目立ったのは本田（圭）と本田（拓）の２人。

本田（圭）はオランダに移籍した事で非常に自信を持ったと感じさせる落ち着きぶりでフィジカルコンタクトも強くなったと感じました

本田（拓）の献身的なＤＦもこのチームには絶対に欠かせないですね。

モチロン梶山と梅崎も充分に機能していました

個人的には谷口は不慣れなポジションでの起用だった為に彼本来の良さを発揮する場面が少なく、ちょっと可愛そうだったかな？と思いますが、求められた働きは果たしたんじゃないでしょうか。

ＦＷも森本は決定機を活かせなかったのは減点ですが、動き自体はなかなか良かったと思います。

まだまだお互いの個性や特徴を掴みきれていないのか、連携の悪い場面も見受けられましたが、それも本大会までにはもっと改善されるでしょう

李やエスクデロもそれぞれの持ち味は出していたと思います。

何にしても今回の試合は今のＵ－２３日本代表で１番の内容と言っても過言でなかったと思いました

個人的には今回はオーバーエイジは使わない方が良いとは思っていますが、監督が使う意向の様なので最終選考に残るのは更に厳しくなって来ます。

各選手には悔いの残らない様に残りの期間を有意義に過ごして欲しいと思います。