令和 3 年 5 ⽉ 12 日付で、日本産科婦⼈科学会ホームページに、「COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ」が掲載されました。

 特に大切と思われたところを、ピンクと黄色のマーカーを付け、それらを抜き出してみました。

 

新規感染者、重症者、 死亡者のすべてで激減

アレルギ ーの頻度は、0.0011%

局所の疼痛・腫脹、頭痛、疲労、悪寒、筋肉痛、関節痛、下痢、 発熱などの症状が 1−2日、続くとする報告はありますが、致命的な副反応は報告されていません

2 回の接種を受けて 1−2 週間以上たたないと抗体は十分に誘導されず、また変異したウイルスには効果が十分でない可能性もありますので、引き続き三密回避やマスク着用は必要

世界的な流行拡大と妊婦の⼀部で重症化することから積極的に接種をすべき

 

接種のメリットがリスクを上回る

妊婦をワクチン接種対象から除外しない

感染者が多い地域では積極的な接種を考慮する

なるべく接種前後に超音波やドップラー 検査などで胎児⼼拍を確認する

妊婦さんならびに妊娠を希望する方で、感染リスクが高い医療従事者、保健介護従事者、 重症化リスクが高い肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している場合は、ワクチン接種を積極的に考慮する

妊婦のパートナーは、家庭内での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する

妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワ クチンではないので、接種後⻑期の避妊は必要ない。)