国際連合の前身は1920年に設立された国際連盟(League of  Nations)です。
第一次世界大戦後アメリカの提案によりイギリス、フランス、イタリア、日本などの
戦勝国が常任理事国となりました。 日本は世界の五大国の一つに 有色人種として
初めて認められたのです。しかし1933年に満州国をめぐる問題で自ら脱退することになりました。
そして1945年第二次世界大戦後に国際連合(United Nations)になり、常任理事国
にはやはり戦勝国のアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国が選ばれました。
現在の国際連合は193カ国が加盟する大きな国際組織となりました。
国連の目的は、次の三つです(国連憲章1条)。
  • 国際平和・安全の維持
  • 諸国間の友好関係の発展
  • 経済的・社会的・文化的・人道的な国際問題の解決のため、および人権・基本的自由の助長のための国際協力

日本人の多くは上記の目的を掲げた国際連合を素晴らしい国際組織として盲目的に信じています。 しかし実態は違うのです。
まず、そもそも United Nations を日本語で国際連合と訳していますが、実は第二次世界大戦はアメリカを中心とする連合国と 日本、ドイツなどの枢軸国との戦いでしたが、連合国とはUnited Nationsなのです、つまり国際連合ではなく本当は大戦の
戦勝国の連合国そのものなのです。 なので常任理事国に共産国の中国やアメリカと
冷戦をしたソ連(現在ロシア)がいつまでも入っていて、敗戦国の日本は経済大国に
なっても、国連分担金をアメリカに次ぐ2番目に多く払っていても常任国にはなれないのです。
そして国連の大きな欠点は常任理事国に拒否権があるということです、拒否権とは
常任5カ国の1国でも反対をすれば決議できないのです。つまり中国がチベットや
ウイグルにどんな虐待、虐殺をしても国連として制裁決議できないのです。まるで
犯人が裁判官の一人のようなものです。
なので国際連合は日本人が思うような、世界平和維持組織ではなく70年以上前の
大戦の戦勝国の利益が優先され、エゴが渦巻く組織なのです。

アメリカ・トランプ大統領と日本・安倍総理が協力して国連を解体して新しい本当の
国際連合を作ってくれることを私は心より望みます。
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  上記の図のように国連は世界財閥にコントロールされているとも言えます