携帯公式&スマホサイト「本物の心理テスト」の今日の更新は、
「CINEMAde心理」のコーナーです。

今回ご紹介するのは、
「ギリシャに消えた嘘」

『太陽がいっぱい』パトリシア・ハイスミス原作×
『裏切りのサーカス』製作陣×
『ドライヴ』脚本化初監督の
サスペンス映画です。

人生というのは、
何か起きてほしいと待っていても、何も起きなかったり、
平穏無事を願っているのに、突然に激しい変化があって、
思いもよらない方向に流されていったりします。

まさに、海にヨットを浮かべているようなもので、
風が吹いてほしいと思っても、無風が続いて、進むに進めなかったり、
晴天にめぐまれていたかと思うと、急激に嵐が起きて、あらぬ方向に流されていったり、
それどころか転覆してしまうこともあります。

突然の嵐に見舞われた人生を描くのが、
サスペンス映画です。
なぜ人は、それを観るのが好きなのでしょうか?

この映画の舞台となるのは、
ギリシャのアテネ、クレタ島、そしてトルコのイスタンブール。
時代は、1960年代。
美しい風景と、クラシックでエレガントなファッションも見所です。


人は不安になると、じつは感覚が鋭くなります。
サスペンス映画に、風景や服装が美しいものが多いのは、
そのせいかもしれませんね。