映画「トト・ザ・ヒーロー」では、
「ブン (Boum)」という曲が使われていて、
とても印象的です。

私はこれがきっかけで、
古いシャンソンも聴くようになりました。

「ブン (Boum)」は、
シャンソンの歌手で、
作詞家、作曲家でもある、
シャルル・トレネの曲です。
歌、作詞、作曲、すべてトレネです。

シャルル・トレネは、
「ラ・メール」が有名で、
ディズニーアニメの
「ファイティング・ニモ」のエンディングでも使われました。
別の人が歌っているバージョンですが、
作詞・作曲はトレネ。
走る列車の窓から風景を見ながら作った曲だそうです。

シャンソンのオススメのCDはこれ。
「ブン」も「ラ・メール」も入っていて、
他の曲もすべていいです。

シャンソン/オムニバス
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ただ、残念ながら、品切れのよう。
でも、
古いシャンソンのベスト版は他にもいろいろあります。
「ブン」「ラ・メール」以外にとくにオススメの曲と歌手の組合せは、
「聞かせてよ愛の言葉を」歌・リュシエンヌ・ボワイエ
「パリ祭」歌・リス・ゴーティ
有名な「枯葉」もコラ・ヴォケールが歌うと、いい曲だなーとあらためて思います。

シャンソンは、
石川啄木ではないですが、
「泣けとばかりに」
なところがあって、
そこがたまりません。

なお、「ブン」はとても元気でとても明るい曲です。
それが「トト・ザ・ヒーロー」を観た後では、
とてもせつなく聞こえます。
映画を観る前と後ではまったく印象が変わるのが面白いところです。