今回の入院で パジャマを借りるか持っていくか 非常に悩みました。
わたしは普段 家でパジャマを着ないのでマイパジャマを1着も持っていません。
コロナもあって がんがわかって ここしばらく洋服を買う気が全くおきませんでした…
そのせいもあり むくむくと買い物欲が沸いてきて
この際 お気に入りのパジャマを買っちゃおう
術後は腕が上がりづらくなるって聞くし、退院してからも前開きのパジャマいるよね
と思って 最初はネットで探し始めました。
条件は
・前開き
・病棟は暖かいので夏の生地、でも長袖
・術側(右)はガーゼを貼られるとして 健側(左)の乳首が透けない適度な生地のハリ(もしくは胸ポケットつき)
・パンツが透けなさそうな色
・気に入った色と柄！
なかなか見つからず 実物を見て決めたくなってお店へ行ったのですが 冬には冬のパジャマしか売っていません。
結局 条件を満たすパジャマは見つかりませんでした
お気に入りではないものを買いたくない…。
泣く泣くレンタルのパジャマを借りることにしたのですが 結果的にレンタルにして良かったです
愛知県がんセンターでは
・パジャマ×1
・バスタオル×1
・フェイスタオル×2
これが2日分のセットで660円、1日あたり330円。
ややこしいですね…
そして 手術の日はBセットを借ります。
2日に1度 病室へ届けてもらえて 使用済みのものは回収してもらえます。
一日中着るのに2日で1枚ずつ？と思いましたが 意外と大丈夫でした。
外に出ないし 快適な温度なので汗まみれになることもないですしね
ドレーンから血液が漏れて汚してしまった日は 病棟の予備のパジャマを出してもらえました。
バスタオルはベッドの柵にかけておけば翌朝カラカラに乾いているので もう一日使います。
レンタルして良かったこと1. パジャマを買わなくて良い
(元々持っている人は除く)
2. 荷物が少なくてすむ
特に入院日数が長い場合は、洗い替えが何枚か必要になる。
パジャマとタオルとバスタオルは、ものすごくかさばる。
3. 洗濯をしなくて良い
家族に洗濯を頼まなくて良い、またはコインランドリーへ行かなくて良い。
家族の手間も省けるし そもそもコロナによる面会や荷物の受け渡し禁止の病院もある。
コインランドリーの場合は、料金や時間がかかるだけでなく、術後の動けない期間は洗濯ができない。
4. 気兼ねせず使える
やむを得ず血などで汚してしまった場合は 交換してもらえる。
お気に入りのパジャマが血で汚れたら悲しい。
5. 入院生活に適した素材とデザイン
① ポリエステル55% 綿45%でサラッとしてシワになりにくく、病棟内の温度にぴったりの着心地。
② 前を重ねて紐で結ぶデザインは 回診のときに素早く前を開けられる。
③ 上着は八分袖。トイレの後の手洗いの際など、腕まくりしなくても邪魔にならない。
入院の印のリストバンドも見せやすい。
④ 袖の幅はゆったり。肘までまくり上げて点滴や採血をしやすい。
肩や腕に痛みがあるときも着替えやすい。
⑤ パンツも八分丈。トイレで下ろしたときに床につかない！
⑥ 上着の左下にポケットあり。
前開きは病衣として理にかなったデザインですが はだけやすいので家での普段使いには向かない気がします。
レンタル おすすめです
レンタルして良くなかったこと1. お気に入りのパジャマで過ごせない
2. レンタル料金がかかる
元々普段からパジャマを着ている、又は着る予定なら持参もありだと思います。
今回入院したのが女性専用病棟だったせいか、患者さんの8割くらいがマイパジャマでした。
他の病棟の男性患者さんは、レンタルが多かったと思います。
もうすぐ退院なのでレンタルパジャマの精算をしました。
私の場合 16日間の入院で手術着も合わせて料金は5500円でした。
パジャマ1着分強で賄えたので パジャマを買うよりお得でした。
お世話になった パジャマとタオルとドレーンバッグです