今、一宮市博物館で開催中の「特別展示 横井庄一さん 絵本原画とグアム島生活資料」展を観に行ってきました。



横井庄一さんは私が小学生の頃、グアム島のほら穴で生活していたところを発見され、「恥ずかしながら帰ってきました。」という言葉は当時流行語にもなって、ものまねをする芸人もいたと記憶しています。

子供だった私も「へ〜、そんな島で何年もよく生活できたね。」くらいにしか思ってませんでした。

しかし、私も糸を紡いで、布に織ることをするようになって、この展示を見てゼロからここまで精巧な衣服を作るのはスゴイことだとわかるようになりました。

パゴというハイビスカスの一種から繊維を取り出して糸にするのに3ヶ月、糸から布に織り上げるのに3ヶ月、そして布から洋服に仕立て上げる。
しかも織機も全て手作り!

横井さんはもともと洋服の仕立てを生業としていたので、仕立てはお手のものであるとしても、糸から作ることは試行錯誤しながらのことだったでしょう。

のちに横井さんは「衣服を仕立てたあとよりも、作っている最中の方が楽しかった。」と語っています。

う〜ん、わかるなぁ、その気持ち😽

手間や時間はかかるかもしれないけど、その途中経過が面白かったりするんですよね。
そういうことを多くの人に伝えたいですよね😊