某、某、三橋氏のメルマガより。。。
草津温泉にいます。
草津は泉質も素晴らしく、
温泉街も賑わいでおり、
素晴らしい「観光地」なのですが、
そもそも「観光地」の多くが、
「過去の日本国民の努力の結果、存在している」
という事実を、我々は忘れるべきではないと思います。
「観光立国」などとお題目を叫び、
外国人「様」にお越し頂き、
おカネを落として頂こうと、
まるで発展途上国のごとき国家戦略を掲げている日本政府は、
「現在の日本の観光資源が、なぜ存在するのか?」
について、
常に自問自答を続ける必要があるはずです。
現在の観光資源は、
過去の日本国民が「生業」を維持し、
そこに魅力を感じた「他の地域の日本国民」が
訪れることで発展してきました。
特に、日本の場合は、
江戸時代の幕藩体制により、
各地域に様々な独自文化が発展。
互いに「魅力ある観光地」となりました。
日本の観光地は、
あくまで「違う地域の同じ国民」を
標的市場とすることで発展したのです。
そして、日本国民がなぜ「同じ国の違う地域」に
観光に行けたのかといえば、
もちろんそれなりに裕福で、
所得を他の地域への訪問に費やす余裕があったためです。
現在の日本政府の「観光立国」は、
メインターゲットたる日本国民の貧困化は放置し、
外国人「様」に媚びを売ることで「おカネを稼ごう」という、
まことに情けないコンセプトになっています。
主要顧客を外国人「様」に設定した場合、
日本の観光サービスは
ひたすら衰退していく一方であると断言致しましょう。
ちなみに、2017年の
日本人国内旅行消費額は21兆円で、
外国人の旅行消費額は4.4兆円でした。
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◆週刊実話 連載「三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』」 第269「緊縮財政プロパガンダ」
なお、週刊実話の連載は、以下で(二週遅れで)お読み頂くことが可能です。
http://wjn.jp/article/category/4/
◆メルマガ 週刊三橋貴明 Vol466 ヒトを支配する経済-
http://www.mag2.com/m/P0007991.html
グローバリズムの「ヒトを支配する経済」の根源は何なのか。歴史をさかのぼれば分かります。
逆に、歴史をさかのぼらなければ分かりません。
◆メディア出演
5月2日(水) チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
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4月21日(土) 三橋経済塾第七期・第四回対面講義を配信しました。
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ゲスト講師は中野剛志先生(評論家)。
私の講義のタイトルは「人口と経済成長~ヒトを安く買い叩きたい人々~」でした。
インターネット受講の皆様、お待たせいたしました。
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『言語と民主主義①』三橋貴明 AJER2018.4.24
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---発行者より---
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憲法改正議論が活発化している。
三橋貴明は、もちろん改憲派である。
しかし、三橋貴明は、
安倍政権が行う改憲には反対している。
その二つの理由とは・・・
いや、
そんなことより、
そんなことより、、
30若いおくさんと和解したのか、
そっちが知りたい!!