かんをもっててんをうかがう
と読むそうです。
狭い管の穴から天をのぞくように、狭い見識を基準にして大きな問題にあたったり、
判断したりすることのたとえ。(出典 荘子)
近い将来の組織のあるべき方向性を見出そうと、遅くまで議論をしているのですが、
正直結論が出せないで終わることが多い。
自分自身、このことわざにあるように、
見識以上の答えを見つけようとしているのではないか、
と疑問を抱くことがあります。
もしくは自分(たち)の実力や現実的な問題点を省みず、
議論が、将来の明るい未来にだけ向かってしまっているのでは
ないでしょうか。
机上の組織論ではなく、
いつでも足元やるべきことを、完璧な形でまっとうしているか。
基盤強化の見直しも必要。
誰にもマネができない、究極の付加価値は、
強い個人に帰属していたりします。