ハウスメーカーが決定し、さてさて、間取りを話し合う事となりました。

注文住宅であっても、ハウスメーカーが、定型のような図面を提示してくれます。

土地によって、建蔽率や容積率が決まっているため、道路への向きや、大まかな希望に沿った図面を提示してくれて、

そこからスタートで話し合いを進めていく事になりました。

ただ、私が、風水や日本古来の風習が気になって、提示された図面から気になる点が多くて、話し合いのスタートができない・・・

なぜ気になったか、私は、田舎育ちで、親が家を建てる際に、"鬼門"とかいう言葉を言っていた記憶があって、

色々とネットで調べてしまった事もあり、●●はダメ、▲▲が良い・・・とか考えるようになってしまい、

『玄関の近くのトイレが嫌だ』、『鬼門(北東)に水回りが嫌だ』、『玄関は南東が良い』、『家の真ん中や玄関近くの階段は良くない』・・・・

 

 

いやいや、なかなか凄いでしょ。更に風水の知識(?)まで、入ってきて・・・もう無理・・・

 

これに加えて、お客さんが来たときに、泊まる部屋がないとか言い出して、奥さんとの合意形成が一切できない状態。

営業マンは、さすがに苦笑いでしたね。

でも一言言ってくれたのは、

『気になるかもしれませんが、一度、100%問題のない間取りを手書きで良いので書いてみてください。

そしてそれって、本当に家族として住みやすい家なのか見てみてください』

と言ってくれました。

 

なるほど、と思い、まずは図書館で本を借り、インターネットで間取り集を調べ、古来の考えと、風水の問題の無い家を描く作業を開始しました

エクセルを使って、試行錯誤・・・試行錯誤・・・試行錯誤・・・。

散歩に出ては、不審者と思われたかもしれませんが、色んな家の間取りを外観から想像し、試行錯誤・・・

 

描き始めた日から約2ヶ月。毎日の日課は、夜の散歩と間取り図描き を繰り返しました。

 

次回へ続く。