こんにちは、naoです。

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ご縁に感謝します^^

 

はじめましての方へ  
naoです。よろしくお願いいたします^^ 
自己紹介はこちらです。

 

今回はわたしの母の話に
おつき合いください^^
 

 

母は、自分の字が嫌いです。

わたしは字が下手だからと言って、
できるだけ書くことを避けるのです。

 

思えば小さい頃から、
年賀状やご祝儀袋、不祝儀袋の表書きは
わたしたち子どもの仕事でした。
 

 

表書きを頼まれるたび、
「お母さんの字、読みやすくていい字だよ。
自分で書いたらいいのに」
と言うと、
 

「何を言ってるの。私の字が下手だから、
あんたたちには習字を習わせたのよ」
と言われるのが
毎回お決まりのパターンで。
 

 

どうしても、何があっても、書きたくない。
 

そして子どもたちには、
字が下手で嫌な思いをさせたくない。

あわよくば自分に代わって
字を書かせたいとの思いから
習字を習わせていたとは(笑)
 

 

まあ、習字は大好きな習い事で、
大人になっても続けるほどだったので
いいんですけどね。

 


 

それにしても、
どうしてこんなに字を書くことを避けるのか。

 

 

疑問に思って理由を聞いてみたらば、

誰かに字が下手と言われたのではなく
ただ自分の字は下手だと思っているから
とのこと。

 

自分で書かないといけないものは書くけれども、
年賀状やご祝儀袋など人に渡すものは、
下手な字では申し訳なくて書けないのだそう。

 


申し訳ない?

そこまで?

決して読めないような字ではなく、
むしろ読みやすい字なのに。

 

 

わたしは小さい頃から、
母の書く、はっきりとしたわかりやすい字が好きでした。

教科書やノートに母が書いてくれた
自分の名前の筆跡をよく覚えています。
 

 

それなのに、不思議ですね。

 

母は誰に言われたのでもなく、
自分の字は下手で見せるのが申し訳ない
とまで思っていて。


なんでこんな字を書いて見せるんだ! 
なんて気を悪くするような人、
いないでしょうに。

 

母の小さい頃からの思い込みでしょうから、
しっかり熟成されきっているのだと思います…。

 

ちょっと寂しくなってきますね。
 

 

母と同じように、
人には誰に言われたわけでもなく、
自分で勝手に「これではだめだ」と
思い込んでいて、
 

他人から見ると、

なんでそんな風に思っているの?
気にし過ぎじゃないの?

と思うようなこと、

たくさんあると思うのです。
 

 

「人のふり見て我がふり直せ」
ではないですが、
 

これからの人生
少しでも軽やかに生きられるよう、
熟成しきってしまう前に、
数ある思い込みとどう向き合っていくか

考えてみたいですね^^
 

 

また母に会う時、
母が書いてくれた名前の字がどれだけ好きだったか、
伝えてみようと思います。

 

きっと、
「あんた何言ってるの」
とか言われそうですけど(笑)

 

伝えられるうちに、伝えておきたいですから^^

 

 

お読みいただきありがとうございました。