こんにちは、naoです。
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はじめましての方へ  
naoです。よろしくお願いいたします^^  

自己紹介はこちらです。

 

人は生まれてから毎日、
言葉に囲まれて生きています。

日頃のあいさつ
たわいのない日々の会話
歌の歌詞やメッセージ
励ましの言葉から叱責の言葉まで、
いろいろな言葉が飛び交っていて。

その中には
忘れられない言葉
というものがあると思います。

わたしにも
そんな言葉がいくつかあって。

なかでも毎年春から初夏の
この時期に思い出されるのが、

「春が来ると、植物が芽を出すのと同じように、人間も成長するんだよ」

 

という言葉です。


中学校の頃、音楽の先生が
なにげなく話していた言葉なのですが、
なぜだかずっと
何十年経っても心に残っていて。

 

そして毎年のように、
その言葉への思いをあらたにしています。



言葉を聞いた中学生の頃は、
人間も春に身長が伸びやすいのかな?
ぐらいな気持ちで考えていました。

春だけ伸びるわけないんですけどね(笑)

だけど
軽い気持ちで聞いたその言葉は、
いつしか私の心の支えになっていました。


今は生きづらくても
春になったら私は成長する。
だから大丈夫って。


何もせず
ただその言葉に頼る、
神頼み的な思考になっていました。

まるでお守り代わりみたいに。

 


植物は寒い冬に耐えて
春、芽を出す。

きっと春になれば
わたしも人間的に成長する

環境も変わる
いいことがあるって信じていたんです。


そんな都合のいい話、
ないですよね(笑)
でも、ずっと心のどこかで
それを願っていました。


きっとその頃のわたしは、
冬から春にかけて
枯れ枝から新芽が出てくる様子を
表面的なところでしか
見ていなかったんだと思います。

 

春になったから出てきたんだ、って。

だから自分も、
冬(生きづらいこと)を耐えたらいい。
そしたら
外的な要因が変化していくに違いない、
と思っていました。

 


間違ってはいないけれども、
それだけではないですよね。


冬から春へと
一直線に移り変わるわけではありません。

寒い日が続いて
大雪の日もあって。
突然暖かくなって

かと思えばまた冷え込んで。


行ったり来たりの繰り返し。
この4月も急に冷え込みましたしね。
季節って
まっすぐに進むわけではないですよね。


植物も、冬の間休憩して
春になったからといって
さっと新芽を出すわけではありません。

寒い日もぬるい日も、風が吹きすさぶ日もある。


外的な要因は変えられないけれども、
その中で少しずつ
樹皮の下で新芽を作り、蕾を作り、
春の芽吹きを迎える用意をする。


用意してないと、
あれ?春が来たけどまだ何もしてなかった!
新芽も蕾も間に合わない! どうしよう!
になっちゃいます。

 


以前の私の思考は、
こんな感じに近かったと思います。

外側だけを見て、
変わろう、変わるだろうと安心していた。
そんな感じでしょうか。



 

昔、まだ幼かった息子が
「春って魔法みたいだ」
と言いました。

春は魔法です。

でも、チチンプイプイの魔法ではありません。

 

よいときも悪いときも
どんな気候の日も受け入れて、
その中で小さな小さな用意を日々繰り返すことで、
外的な変化が訪れた時に
花開いたり芽吹いたりすることができる。

そして人を喜ばせてくれるのです。

 

そう考えると、
種も仕掛けもない魔法って
ないのかもしれないですね…。


先生の言葉を聞いて、早30年。
長い年月の中で、
その言葉の受け取り方は変わってきました。

 

言葉に頼るのではなく、
なりたい自分や目標に向かって
小さなことを積み重ねていくこと。

 

最近やっと、
「人も春に成長する」って
そういうことなのかなと、
心から思えるようになってきました。

小さなできることを
日々、積み重ねていきたい。
そんなことをあらためて思う今日この頃です。


 

最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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