その時、その瞬間まで ② そして…今の気持ち | 私の花景色

私の花景色

花の仕事をしています。
今までの、これからの、花のお仕事のこと。

私の花景色。

*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・父の終末期、在宅介護をしていました。
父と過ごした時間を忘れずに…いつか前を向けたら良いな。

お天気になりました✨

気持ち良いですね。

お布団を干しています。






ベランダガーデンの水やり、

気力がなくて

しばらく放置してました。

夏なら完全にダメになってましたが、

ちゃんと水やりして秋バラの剪定したり、

またお手入れを再開しています。

食事も父が亡くなった後、

1週間くらいは買ってきて貰ったり

夫が作ってくれてたり。

朝起きてから寝るまで、父の事が頭から

離れませんでした。







家族に甘えている事に気付き

春巻きを作ってから

(ひとつ前の記事参照)

こう言う時こそ、きちんと食事をして

よく寝てよく働こうと、

少しづつ生活を戻し始めました。










毎年この時期に
母の好きだったシクラメン
母の好みの色のもの
お供えしています。








今月10日に母の23回忌をするため

おそらく父の最後の外出になるだろうと

私は色々な準備をしていました。 

息子の結婚式で使った

リクライニング車椅子のレンタル。

介護タクシーの予約。

法事の準備。

父の部屋とリビングの模様替え。






法事の準備は、

お布施、位牌、遺影、

お供えの果物盛り合わせ。

法要後の食事の手配。

法事で使う本堂の花、お墓の供花1対、

家で遺影に供える花。

今回、花はそれ以外に

お世話になっていた看護師さんへブーケ2つ。

娘のバイト先の送別の花束もあり、

2日前のリビングは

水揚げをした花がいっぱいで華やかでした。








生花は、使う日から

仕入れ→水揚げ→制作→ラッピング

スケジュール化して行います。


このように蕾で仕入れた花は

(百合など…今回はグラジオラス)

温かい場所やお日様にあてて、

開花して当日綺麗に咲いた状態にします。

スタンド花やウェディングは

そのタイミングも全て計算しますが、

用途により自宅で長く置きたい時は

蕾を残したまま、

長く楽しめる意図をお客様にお伝えします。






花束が7つだったので前日制作して
ラッピングは当日早朝に行いました。
同時進行で、父の部屋とリビングの模様替え。
父の部屋はもともと息子の部屋で
6畳のフローリング。食事をするには狭い。
今回は父をみんなで囲んで
食事をしたかったので、
リビングと隣の和室をぶち抜いて、
父が前に使っていたもう一台の介護ベッドを
リビング中央に持って行き、
弟、甥っ子達、息子夫婦、私の家族
みんなが父と賑やかに
楽しい時間を作りたかった。
バタバタ、バタバタと
仕事の合間に準備していました。





ちなみに忙し過ぎて、

イライラしていた私。

夫と口論してしまい、

多分聞こえていた父が気を遣って

満面の笑顔で冗談を言った。

結果的に次の日、具合が悪くなり

笑顔を見たのはそれが最後。

私を励まそうと…

ニッコリ笑った父の笑顔が忘れられない。






法要当日、

出発の2時間前に父の外出を辞めた。

私自身が法事に行くか迷って

往診の時間の兼ね合いもあり、

娘に父を託して法事に行った。

1時間半ほどで、帰宅して

往診、再び訪問看護、酸素の業者さん…

色々な方が出入りしながらも

父の身内は法事のため揃っていたので

入れ替わり立ち替わり、

父との時間を過ごした。






お医者様も看護師さんも

もうやれる事は何もなかった。

もう父は食事をすることも水分を取る事も

話す元気もなかったけど…

(リビングのベッドに動かす事も出来なかった)

いつ逝ってしまうか、

1人で逝かせたくない、ただそれだけで

私はその時から、ずっと父の側にいて。

母の23回忌は計らずとも

父の作った家族の、最後の時間になった。






母が呼び寄せてくれたんだね、と

おっしゃって下さった方もいたし、

最後の瞬間まで一緒にいられた事を

最高の看取りと言って下さる方もいた。






私に出来ることは全部したつもりだけど…

不思議とこれで良かったと言う気には

何故かなれない。

何をしても後悔がない人はいないって本当。






私がいつか

父のそばに行く頃には

この想いは消えるんだろうか。

今は…まだわからない。













それまで笑顔で、

花景色を楽しみながら。












mariko*・゜゚・*:.。..。.:*・