小学4年の娘。

1年生の時から嫌いな教科があります。


それは

道徳

です!!!!



道徳って週に1時間しかないけど、その1時間があるから学校に行きたくなーいショボーンとか言っていました。


それを理由に休ませたことはないから、本人もそこまで強くは訴えてはこないけど、でも明日は道徳があるの嫌だなぁ…というのは毎週のこと。



去年の今頃。


なんでそんなに嫌いなのか聞いてみました。


娘曰く、

「主人公の気持ちとか考えるのが苦手だから」


これは本も読むのが苦手な娘らしい理由だな、とその時は思ったけど、でも道徳って本来は正解はないんだよねアセアセ


どう思っても正解というか……むしろ、他人のいろいろなな考え方を学ぶ時間というか……




去年は先生との個人面談の時もその話になりました。


担任の先生からは「道徳は正解がないから、あまり嫌いって言う子も珍しいですよ〜」なんて笑い話になったくらい。

例えば日記を書いて、その時に感じたことを文字にすることで、この時の主人公の気持ちと重なったりすることもあるから、やってみては?と提案してもらったりもしました。



でも日記を書くって、娘にはなかなかのハードルでして…ガーン

私は毎日寝る前に日記を書いているので、一緒にやろうと思ってノートを買ってあげました。


そうしたら、自由にお絵描きとか始める始末真顔


ちょっと文章書いてるなと思ったら、


「ピクミンめっちゃ面白い」

「ピーチ姫可愛くしちゃおー」


とか…


いやいや、そういう日記じゃない泣き笑い




道徳嫌いはしばらく続き、4年生に上がってからも道徳のある日は嫌だな嫌だな…とそればかり。



が!

今月に入って、それをパッタリ言わなくなりました。


しかも先週なんて、今日の道徳では「こんなお話をやったんだ」と報告までしてくれるようになりキラキラ




特別何もしてないような気がしていたんですが、一つだけ心当たりが!!!


それは本でした。




この童話探偵!!

有名な童話の裏の部分を読み解く、という話。



例えば、三匹のコブタ。

普通はコブタにスポットを当てて考えていくけれど、この本ではオオカミの気持ちはどうだったのかを考えるんです。


オオカミにはお腹を空かせた子供が待っているのかもしれない…とか。



これは大人でも面白そうと、私が読みたくて買ったんですが、

将来の夢が名探偵になること!と掲げている娘にもまさにどハマりして。


読みながら私と一緒に考えるようになりました。



この本は、多様な考え方を受け入れて生きなければならない現代人にはとても良い本だなと思いました。



先日読み終わったので、続編もすぐ読みたいと購入したのがこれです。




これはまだ読み始めたばかりだけど、しばらく楽しめそうです。



娘にも、道徳まだ嫌い?

と聞いたら、「嫌いじゃなくなってきたよ」と嬉しい言葉も聞けました泣き笑い



良かった良かったラブラブ



ちなみに、イラストはカラテカの矢部太郎さんですよひらめき