待ちに待ったラブシャ2024.

台風が接近していて、2、3日前からどうなることかと心配していた。

 

交通手段のバスツアーも運行されて、無事に山中湖へと出発した。

途中、事故渋滞が発生したが、9時半には到着。

 

雨もほとんど止んでいる状態だった。

 

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今年は2回目の参戦。

それもお一人様だ。

果たして丸一日、楽しく過ごせるだろうか。

不安はあった。

 

前回は8年ほど前。

雨の洗礼を受けて、スニーカー毎、靴の中まで泥まみれ。

歩くたびにガゴガボと音が鳴るような状態で、大変な目にあった。

 

だから長靴は必須。

いちおうサンダルも用意した。

あとはポンチョと着替えとタオル、パーカー。

 

それからレジャーシート。

何でもシートエリアができて、キャンプで使うようなイスも使用できるとか。

ほんとうはニトリで買った折りたたみ式のチェアを持参したかったが、

雨で荷物になるのも嫌だったので見送ることにした。

 

入り口付近は混雑している。

この先でリストバンドをもらった。

 

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入場すると、まずはお昼ご飯を調達することにした。

入口付近を眺めると、お店が並んでいる。

 

お土産屋さんがあったのでちょっと物色してみた。

母と、留守番を頼んだ娘に信玄餅を購入。

それから信玄餅クレープなるものを買ってみた。

 

その並びに焼き肉丼のお店があった。

ちょっと奮発して牛タン・カルビ焼肉丼を選んでみた。

 

なにしろ朝3時に起きて動いているので、お腹が空いていた。

それから一度ガッツリ系のフェス飯を食べてみたかった。

 

お弁当を持って、音のする方向へ急いだ。

すでに始まっている。

 

BLUE ENCOUNTのライブだった。

もの凄い人の数で埋め尽くされて、盛り上がっていた。

ノリノリの演奏と、よく通る歌声が響き渡る。

ワクワクしてきた。

 

4曲ほど聴いてライブが終わるとシートエリアへ行ってみた。

シートエリアは正面の大きな会場の脇にあった。

 

まるで運動会の客席のようだ。

既にレジャーシートやチェアで埋め尽くされていた。

少し空いているスペースがあったので広げて座ることにした。

 

時計を見ると、11時を回っている。

お腹も空いていたし、雨も上がっていたのでお弁当を食べることにした。

 

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牛タンはちょっと歯ごたえがあってさっぱり塩味、

和牛カルビは箸で切れるほど柔らかくて美味しいラブラブ

 

キムチと野沢菜(?)キムチの入ったパックが付いていて、

特に野沢菜キムチは辛いけれど美味しい。

自然の中で食べるご飯は久しぶりだな~と満喫した。

 

そのうち、目の前のステージでハルカミライのライブが始まった。

ご飯を食べながら、生の音楽を聴く、贅沢な時間キラキラ

 

雨が降り出したので、持参した大きなゴミ袋にリュックを入れて口を結び、

レジャーシートに置いて会場内を散策することにした。

 

 

山中湖の湖畔、雲が垂れ込めている。

 

 

この時期の山中湖は雨が多いらしい。

田んぼフェスと呼ばれているとか。

 

確かにぬかるんでいて、あちこちに大きな水たまりがある。

足運びも慎重になる。

お客さんたちはそれさえも楽しんでいるように見える。

 

散歩しながら、推しの出演するライブ会場を探した。

広いので場所を把握するのに、ちょっと苦労した。

 

スタッフさんに聞きながら、なんとか会場にたどり着いた。

一番左端にあるGOOD VIBESという会場だった。

 

橋を渡った先の一つの空間にワークショップや洋服、バックなどお店がずらりと

並んでいる。

その中央にステージがあった。

 

推しのライブは15時20分からの予定。

カメレオン・ライム・ウーピーハイのライブが始まるところだった。

 

女性のボーカルとガイコツのかぶり物をした男性2人のメンバーで、

思わず身体が動き出してしまうなノリノリの楽しい曲ばかり。

ボーカルの女性は可愛くて、キュートな歌声で魅了する。

 

お次はBillyrromのライブ。

エキゾチックでモデル体型のボーカルの男性と5人のメンバー。

こちらもしっとりと、時にはパワフルに熱唱して、良いライブだった。

 

そして、ついに推しの出番となった。

このライブはスペシャTVの「斎遊記」という番組を飛び出した富士山編だ。

昨年は残念ながら入院中で、応援に行かれず、悔しい思いをした。

 

だから今年こそはどうしても行きたかった。

ゲストには、秋山黄色さんとBLUE ENCOUNTの田邊さん。

どんなハーモニーを奏でるのか、とても楽しみだった。

 

最初に斎藤宏介さんが登場して、挨拶をした後、田邊さんを呼ばれた。

そして楽しいトークのあと、2曲ほど演奏した。

 

斎藤さんのギターに合わせて、田邊さんのパワフルな歌声が響き渡る。

間近で斎藤さんのギターを弾く、しなやかな手捌きに見とれてしまった。

 

次に、秋山黄色さんの登場だ。

お二人の出会ったエピソードの話など、楽しんだ後、2曲披露された。

 

嬉しかったのは秋山さんが斎藤さんのバンド、XIIXの曲「ユースレスシンフォニー」を歌ってくださったことだ。

ファンに取って、この上ない幸せの時間だった。

 

最後にお三方で、スペシャTVが開局されて最初に流された曲を演奏した。

斎藤さんが恩返しとして選んだ曲だとのことだった。

 

あっという間に30分は過ぎて、素晴らしいライブは終わってしまった。

去り際に斎藤さんが風邪引かないでくださいね~と一言。

暖かい言葉をかけてくださった。

 

ポンチョを着ているとはいえ、びしょ濡れのファン達はキュンキュンしてしまった。

後ろを振り向くと、会場はたくさんの人々で埋め尽くされていた。

 

汚れた長靴を綺麗にしたいなーと歩いていると、洗い場を発見。

長ーい列ができていた。

 

すると、目の前のステージでTHE YELLOW MONKEYのライブが始まった。

今回初めてのフェス参加だそう。

 

一度は解散されて、紆余曲折を経て、また再結成されたとか。

またメンバーと音楽をできる喜びを語られていた。

 

さすがに堂々とした見事な演奏で、昔よくTVで聴いた曲が流れてきた時は懐かしく、

聴けてよかった~と思った。

 

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こうしてあっという間に、私のフェス参戦は終わった。

改めてフェスはいろいろなアーティストや音楽に出会えるいい機会だと思った。

 

またお一人様でも充分に楽しめると思った。

バスツアーにもけっこうお一人様が見受けられた。

たまには一日、自然の中で、生の音楽を聴きながら自由で贅沢な時間を過ごすのもいいいな。

 

富士山  富士山  富士山  富士山  富士山  富士山  富士山 

 

最後までお読みいただき有り難うございます。