昨晩のこと、
自室でうとうとしている母に「明日、ハスを見に行かない?」と私。
昼間、テレビで見た大賀ハスを思い出し、急に行きたくなってしまった。
 
そして、今朝。
母は私より早く起きた。
 
「ハスを見に行くと話したことは夢じゃなかったのねー」と言いながらも行く気満々だ。
 
「ほんとに行くの?」と慌てて路線検索をする私。
 
渋谷から成田エキスプレスで千葉駅まで約1時間。
不慣れながらも、エキネットでなんとか予約を取ることができた。
 
時計  時計  時計  時計  時計  時計  時計 
 
11時前には千葉駅に到着した。
そこから徒歩で10分ほど。

 

木々の茂みが見えてきた。

千葉公園に到着。

 

 

大賀ハスまつりは6月23日までやっているそう。
 

 

ハスの花は朝開いて、午後には閉じてしまうとか。

まずはハスの池に急いだ。

 

 

ああ、良かった。

まだハスの花は開いていた。

 

 

思ったより大輪の花だ。20センチ弱はありそう。

透明感があり、美しいピンク色だ。

 

 

 

 

まだまだツボミがたくさんある。

長く楽しめそうだ。

 

 

ハス池の間を歩けるように道がある。

 

 

手に取れるほど間近で見られて嬉しい。

 

 

 

蓮池に隣接して蓮華亭という建物がある。

その中は大賀ハスの展示資料館になっていた。

 

 

ハスに関するクイズ、

答えはAかな?

 

 

展示してあった古代ハスが咲くまでの物語。

 

東京大学で古代ハスの研究をしていた大賀一郎博士が千葉県倹見川の遺跡から丸木舟とともに発見された古代ハスの果托と出会った。

 

「果托があるなら花の種もあるはずだ!」

 

博士の情熱が地元の人々の心を動かした。

生徒たちや企業の協力を得ながら発掘作業をして、もう諦めかけた頃、ついに古代ハスの種を3つ見つけた。

 

発芽実験で1つだけ成長して、その蓮根を3つに切り分けて3カ所で栽培した。

ついに2000年の時を経て、古代ハスが奇跡の花を咲かせた。

 

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世界平和を祈り、世界中に分根したハスを送ったそう。

 

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とにかく広い公園だ。

子供の遊び場。

 

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ボートにも乗れる。
 

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戦跡。

架橋演習に使用したコンクリート製の橋脚。

 


カフェでゆっくりくつろいで、遅めのお昼ご飯。
窓越しに池が見える。
 

 

写真に取り忘れたが、和風ハンバーグセットを食べた。

キノコたっぷりのソースがかかっていて美味しい。

 

デザートは白玉ぜんざいを注文。

 

 

紫陽花も見頃。

園内の入口付近で綺麗に咲いていた。

 

 

 

大賀博士の古代ハスの花を咲かせたいという情熱のおかげで私たちは2000年の時を超えて、大賀ハスを見ることができる、素晴らしい体験をしている。
有り難う、大賀博士。

 

今日は綺麗な古代ハスの花を間近でゆっくり見ることができて満足した。

また、古代ハスの物語から、大賀博士の不屈の精神に感銘を受けた。

 

あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい あじさい 

 

最後までお読みいただ有り難うございます。