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昨日までの悪天候は嘘のよう。

ピーカン天気のなか、伊勢志摩へ母と2人で出発した。

名古屋で特急みえ7号に乗り換えた。

伊勢市までは1時間半の旅。

 

 

車内でマップを開いて現在地を見てみる。

青い○が移動していく。

地図を見るのも楽しい。

 

 

車窓から見えるのは森、森、森。

自然の豊かさに驚いた。

 

 

時々、海が現れる。

水が澄んでいて、とても美しい。

 

 

あまりにお天気がいいので、賢島まで足を伸ばすことにした。

 

伊勢市で賢島行きの特急に乗り換え、50分ほど。

賢島に到着した。

 

クルーズ船に乗る予定だったが、電車到着時刻に出航してしまったようだ。

次の出航は1時間後。

 

別に乗らなくていいと母が言うので、駅付近の真珠専門店で買い物し、次の目的地、横山展望台へ行くことにした。

 

 

駅付近でタクシーを手配しようと携帯をいじっていると、背後にスッーとタクシーが止まった。

 

お客さんが降り立ったので、乗せてもらうことにした。

グットタイミングに驚きながらも、手間も時間も省けて、有り難かった。

 

車で10分ほど、森の中を走っていくと、だんだん急勾配に。

やがて横山展望台に到着した。

 

 

有り難いことに、タクシーの運転手さんが車椅子を押してくださると言う。

このスロープはまだ、設置されて間もないとか。

 

 

展望台まで、スロープは、5往復くらいあった。

しばらく広大な景色を眺め、大自然を堪能した。

写真を撮ることに専念できて嬉しい。

 

 

リアス式海岸の入り込んだ複雑な地形がよく見える。

 

G7の行われた場所など教えてもらう。

運転手さんのガイド付きだ。

 

 

180度パノラマで、写し切れない。

森深い、大自然に圧巻だ。

 

 

 

もう一度、スロープをパチリ。

おかげ様で母も素晴らしい景色を堪能できました。
 
私はもう一つ気になる場所があった。
「天の岩戸に行ってみたいけど‥」
ぼそっと呟くと、タクシーの運転手さんが連れて行ってくださると言う。
今日の宿泊先、伊勢市までの途中にあると言う。
 
森の中を走り抜け、しばらく走ると左手に湖が見えてきた。
市民の水瓶、恵利原ダムだそう。
 
写真に撮り忘れたが、澄み渡り、とても美しい。
ダムを左に眺めながら細い道をズンズンと進んでいく。
 
やがて、天の岩戸に到着した。
横山展望台から車で20分ほどの場所だった。
ここで私は神秘体験をすることになる。
 

 

二つ目の鳥居。

厳かな雰囲気がしてきた。

 

 
ここで車を降りる。
母の車椅子で何処まで行かれるかな。
 
名水百選とある。
地元の人々はよく汲みに来るよ~とタクシーの運転手さん。

 

 

先ほどのダムへと繋がっているそう。

清らかな小川が道なりに流れている。

 

 

木々がうっそうと茂っている。

明らかに空気が変わったのが体感できた。

ひんやりとした、厳かな感じ。

先ほどとは、別世界だ。

 

 

足形跡遺跡とある。

どなたのものか、説明書きはなかった。

 

 

また、鳥居が現れた。

道が急になってくる。

前方を行くのは母の車椅子を押してくださる運転手さんと母。

 

 

天の岩戸は恵利原の水穴とある。

こんこんと湧き出した清水がダムに流れ込み、市民の水瓶となっているそう。

 

 

かなり急勾配になってきた。

運転手さんに感謝。

 

 

滝が見えてきた。

勢いのある流れだ。

 

 

『天ノ岩戸禊瀧』と書いてある。

この場所で身を清めてから神事を行ったのかな。

 

 
左右どちらにも石段がある。

 

image

 

これが天の岩戸だ。

思ったよりも小さい。

神話では、天照大御神が乱暴者の須佐之男命に手を焼いて、天の岩戸にお隠れになったとか。

 

 

この岩戸から蕩々と清水が湧き出している。

 

 

 

この後、不思議な画像が映り込んでいた。

シャツターを押した覚えはないのだが‥

 

 

どう見ても水のようだ。

帰宅後、気になって調べたところ、天の岩戸は洞窟になっていて、その奥には滝があり、水の神様「泣沢女神」、「美都波女神」が祀られているそう。

 

imageimage

 

真珠王、御木本幸吉さんが植樹した楠。

御木本楠と名付けられたそう。

 

 

こちらから禊ぎの瀧へ入れるようになっている。

 

 

古い石碑がある。

ちょっと読み取るのが難しい。

 

 

この岩戸から途切れることなく、あふれ出ている清水がダムを作り、市民の生活に欠かせない水瓶となっている。

 

天の岩戸の神話に魅せられて訪れたが、神と自然が一体となり、人々に恩恵を与えていることを実際に見て、感じ取ることができたことは貴重な体験だった。

 

それにしてもゾクゾク感が凄く、天の岩戸は霊験あらたかな場所だった。


無事、運転手さんに伊勢市内のホテルまで送っていただいて、1日目の観光を終えた。

 

タクシーの運転手さんには本当に感謝だ。

親切に母の介助をしていただいたこと、神話の話やダムのことなど、色々と教えていただいたこと有り難うございます。

 

追記 後日、お世話になっているヒーラーの方にあの不思議な写真を見ていただいた。


あの写真は瀬織津姫様からいただいたものです。

大事にしてください。

過去世では使命として水に関わる巫女をしていました。

今世でも自分の使命を果たしなさい。


以上、瀬織津姫さまからのお言葉として伝えていただいた。

有難くも、身の引き締まる思いだ。


神社 神社 神社 神社 神社 神社 神社 神社

 

最後までお読みいただき有り難うございます。