天橋立・伊根へ三世代の旅 二日目の朝
ホテルのお部屋、カーテンを開けると..
うっすら明るくなりかけの空に、きれいな水面が広がっていた
朝食のバイキング
和食中心のメニューだったが、カレーを発見
あれもこれもと取ったらお皿が凄いことに
「いっぱい食べるね~」
娘に笑われた
おまけに母が食べきれない分も頂いたので、もうお腹パンパン
でも、ホテルのカレーはやっぱり美味しかった
食べて正解
9時半にはチェックアウトした。
昨日、天橋立に到着したのは14時半。
雨がパラついていたし、蟹を食べる目的があったので観光は二日目にした。
果たして天橋立と伊根、一日で観光できるのか。
帰りは天橋立を15時後半に出る特急に乗る予定だ。
そうだ
先に伊根を観光しよう‼
伊根は天橋立から車で30分くらいだという。
ホテルのフロントでタクシーを手配してもらうことにした。
しかし、既にタクシーは皆、出払っていると言う。
(ああ、お手上げた~)
すると、支配人さんが駅の観光案内所に行けば、何か良い案があるかもしれないと言う。
そんなのあるわけないよなあ~と思いながらも、私たちは案内所へ行ってみた。
そして窓口のお姉さんに事情を話した。
「モーターボートでしたら、伊根まで30分で行けますよ」
凄い策があったのだ。
それから忘れずに帰りのタクシーを予約。
なんでも伊根にタクシーは走っていないそうなので、迎えに来てもらうことにした。
こうして私たちは伊根へ向かった。
自然豊かな宮津湾をハイスピードで軽快に進むモーターボート
とても気持ちがいい
なんかちょっと特別な気持ちになった
しばらくすると波が荒くなってきた。ボートが揺れる
海に出たようだ。
そして左手に見えてきた。
伊根の船屋たち。
ああ、この風景..いいな。
船着き場に着くと、母の戦いが始まった。
船をまたいで陸地に降り立つのだ。
私も船頭のお兄さんも、船着き場の係のおじさんもタイミングを見ながら、息をのんで母を見守った。
揺れる船と地面がピタリと合った瞬間。
1人で立つのがやっとの母がよいしょ‼とまたいで着地した
もう拍手ものだった
ほんとに大変だったようだ。
しばらく母は足が痛い(筋肉痛?)と言っていた
伊根の滞在時間は1時間くらい。
町並みを見ながら散策した。
間近で見ると、ほんとに船が家の中に入っている
穏やかで美しい景色に癒やされた
そして13時に観光所の前に待ち合わせしていたタクシーに無事、乗車。
伊根の景色とお別れして、天橋立へ向かった。
タクシーのおじさんは話し好きな方で、道中いろいろ教えてくれた。
朝ドラの影響で観光客が増え、大渋滞を緩和するために道路が作られた。
伊根の舟屋は宿泊施設になっているところが多く、ほとんど漁師さんはいない。
伊根には魚屋がない。
美味しいブリが捕れるが、このブリは若狭湾から流れてきた魚だ。などなど。
伊根の観光に彩りを添えた楽しい時間となった。
長くなったので、続きはまた明日。
最後までお読みいただき有り難うございます