リビングの奥、窓際に設えられたスペースは、もうひとつのお気に入り。“植物が主役”の舞台のように、窓辺やドローアラインに置かれたグリーンたちが、日の光を受けて静かに揺れています。
「ベッドを奥に寄せたこともありましたが、部屋の形が斜めで収まりが悪かったんです。そのデッドスペースを上手く使いたいと思いました。」
「スペースを有効活用するためのきっかけとなったのは、知人に勧められて知った「ドローアライン」の存在。縦方向に突っ張るポールは1Kのような限られた空間でも場所を取らず、空間を立体的に活用できるアイテムです。
「ずっと気になっていたスペースでしたが、ドローアラインを置いたことで『ここ、いいじゃん』って思えるようになりました。」お気に入りのグラスやルームスプレー、植木鉢などが並びます。
また隣に飾られたアートは空間全体の引き締め役。「部屋全体は寒色系でまとめていますが、ポスターの存在感がちょうど良いアクセントになっています」と話すように、anriさんのこだわりの色味は細部にまで感じられました。
住み始めてから少しずつ増やしていったという植物はまだまだ発展途上。今では「もっと大きな幹の太い植物も欲しい」と話すほどの愛着ぶりで、次に狙うのは“かっこいいやつ”なのだとか。
暮らしの中心にグリーンがあるその佇まいには、癒しと活力の両方が感じられました。
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【取材先プロフィール(取材時)】
お名前:anriさん(会社員:美容カウンセラー)
エリア:広島県
住宅スペック:マンション、1K 28㎡
家賃:7.5万円
築年数:築3年
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