賃貸での経験も活かして考えられていたのが、生活動線を意識した住まいづくり。メインとなるLDKに生活感が出過ぎないように収納も考えられていました。

「共働きのため、家事の負担を軽くすることを夫婦で話し合って、間取りや収納スペースに反映させました。

アパート時代に不便だった経験から、今回の住まいでは通勤、通学用品の収納スペースを玄関からリビングまでの動線上に必ずつくろうと決めていました」(福田さん)

家を出た後のちょっとした忘れ物なんかも、玄関にメインの収納スペースがあればすぐに取って出直せるので便利ですよね。

「ダイニングからも収納スペースが近いため簡単にしまうことができ、子どもたちが片付ける習慣を身につける上でもよかったなと思っています」(福田さん)

同じく、動線を考えてまとめられていたのがサニタリースペース。

「ガス乾燥機(乾太くん)の導入で、洗濯物を干す、入れ込む作業がなくなり、時短になっています。また、ファミリークローゼットとランドリースペースを近くに配置したことで、子どもたちだけで洗濯物をしまうことが可能になり、家族内でそれぞれが役割を持って過ごすことができていますね」(福田さん)
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共働きということもあり、家族それぞれで家事に参加しやすい住まいづくりをしていた福田さんご夫婦。それは家族団欒の時間をつくり出すことにも繋がっていそうですね。
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お名前(職業):福田さん(医療従事者)、ご主人(医療従事者)、お子さん2人
場所:岐阜県各務原市
住宅の形態:築2年 戸建て
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図書館みたいな本棚に見守られ、家族が自然と集まるLDK。生活動線を意識した住まいづくりとは?(岐阜県各務原市)|みんなの部屋