仕事では百貨店のリビングフロアを担当し、日々暮らしを彩るアイテムに触れられているSaekoさん。作り手の想いに触れ、愛着あるものが住まいには多く取り入れられています。
「インテリアに合うかどうかテイストで悩むより、自分の好きなものに囲まれている方が心地よいと思っているので、自分の好きなものや気に入ったものは時代や国籍を問わず選んでいます。そうすることで、カラフルな部屋になっても、なんとなくまとまり感が出るように感じますね。」



リビングのオープンシェルフは、好きなものを詰め込んだ、部屋の象徴的なスペースになっていました。



「東北エリアの関わりが多い時期があり、こけしは複数お部屋に飾っています。器だとやちむんが多いですね。家族も昔から民藝品が好きだったこともありますが、自分が仕事に関わるようになり、より興味を持つようになりました。旅行でもついつい民藝品を手にとってしまいますね。」



オープンシェルフ以外にも、お部屋の真っ白な壁を活かしてアート作品も飾られています。
「リビングの入口には昔の暮らしの道具が描かれた浮世絵が飾ってあります。パッと見ると浮世絵に見えないのも良くて、今の住まいにも馴染んでくれていますね。」



〇〇テイストと型にはめようとせずに、自分の好きなジャンルを大切にインテリアを楽しめたらと話すsaekoさん。その時々の「好み」を反映させながら、住まいの魅力もさらに磨かれて行きそうですね。

【取材先プロフィール(取材時)】
お名前:Saekoさん(百貨店勤務 プロモーション担当/バイヤー業務)
エリア:東京都
リノベ費:86万
住宅スペック:1LDK 50㎡​​ 築57年 マンション

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