昨日、ラジオの前室(生放送や収録前に出演者やスタッフが打ち合わせをする場所)でいつものように30分くらい雑談をしました。
テーマは主に、
土曜日に僕が主催したパーティー。
元々は、家族づきあいさせてもらっている岐阜の秋元さんとそろそろバーベキューでもしましょうかー!というノリからスタートしました。
↓これは秋元さんの本。
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せっかくだから他の家族づきあいさせてもらっている方々もお誘いしよう!ってことで何組かのご家族をお誘いし、結果的に20人ぐらいで西麻布でバーベキューしたんです。
半分子ども、半分大人、みたいな感じ。
大体こういうパーティーって子どもは呼べないじゃないですか?今回はむしろ、子どもさんも一緒に参加できるようにというコンセプト。
タレントのユージさんご家族なんかも参加して下さいましてね、結構ワイワイと楽しくさせてもらいました。第2弾も開催したいなーと思ったのです。
大阪からは、上泉アナとビタミンSお兄ちゃん家族も来てくださいまして、そのパーティーの話で前室が持ちきりでした。
そこで上泉さんがこんな感じで始めるんです。
(その場にいたディレクターさんや作家さんに向けて)
「君ら、知らんと思うけど、西麻布っていう勝者の街があんねん。もう俺な、タクシー乗って西麻布まで!と言った時点でもう勝った!と思ったね」
と。
すると、その場にいたスタッフさんたち全員が、
急に前のめりになり演劇がスタートします。
「え?!西麻布?!なんですかそれ?」
「テレビとかでチラッと聞いたことがあるような」
「歌詞でしか知りません」
(注:全員真顔です)
(中略)
「でな、〆のご飯をお土産で包んでもらうのにしても、なんかその包みだけで500円ぐらいするような容器にバシーっと入れはんねん」
「えー?!あの透明のプラスチックの入れもんじゃないんですか!」
「そんなん見たことない!」
みたいな感じで、
全員がその場の話の流れにちゃんとノルんですよね。
もうね、虚実入れ混じった情報が飛び交うんです 笑
でも、今のはホント、これは冗談なんていう区別はそもそも必要なく、なんかそっちの方が面白いよなーという反応で話が進んで行く。
明石家さんまさんが、「ホンマのことはどうでもええねん」という名言を昔おっしゃったそうですが、その精神は脈々とMBSに根付いてるなーと思いました 笑
で、放送中、ラーメンの話になって、
「坪田先生ってとんこつラーメンしかダメなんですよね?」
と振られました。
たしかに僕はとんこつが好きです。
でも、そう振られたら、もうそういうモードになります。
「とんこつラーメン以外はラーメンじゃないです」
お兄ちゃんが「でも僕、味噌ラーメンが一番好きだなー」というと、
僕は「味噌なんて、ラーメンのじゃなく、それは味噌メンです!」と返す。
みたいなそんなノリで話が進んで行く。
もはや、「役割」。
面白いなーと思うのが、これ、リスナーさんも「ちゃんと、冗談だとわかっているよね」という信頼があるからこそ成り立つ会話だよなということ。
とはいえ、関西と関東だと受け取り方が違うんじゃないかなと思ったりもします。
先日、ツイッターで騒動があったそうです。
「国際信州学院大職員が50人分の予約無断キャンセル」…飲食店ツイート大炎上 実は大学も店も架空だった」
ツイッターで被害を訴えたお店も大学も全て架空。
自作自演のマッチポンプ。
心配した人たちの中には怒る人も出てきたそうです。
まぁでも、誰も被害に遭っていないわけですし、
シンプルに「うわー、騙されたー!」みたいな感じで良いんじゃないかなと思います。
たまに、SNSでシェアされる
の記事なんかは、うまいもので「完全に騙される」
ことがたまにあります。
「情報」は必ずなんらかのフィルターを通して伝わってきますし、自分が受け取った時点で自分というフィルターを通して解釈します。
その時点で、「ありのまま」ということはあり得ません。
なので「正しさ」ってなんなんだ?という話。
結局、
その情報をポジティブに捉えるかネガティヴに捉えるか、あるいは重要と捉えるか、取るに足りないものと捉えるか次第。
そういう意味では、
関西の人の情報に対する対し方は「とにかくみんなで面白く加工しよう」なんじゃないかなーと思っています。
めっちゃ勉強になります。
で、この写真は奈良の本屋さんが書いてくれたポップみたいです。
なるほど、この本屋さんの店員さんのフィルターを通すと、「勉強嫌いを治す本」なんだなーと思いました。