坪田塾では、
「卒塾してから、一番その真価を発揮できる塾」であるという話をよくします。
そもそもコンセプトが「塾生の人生を応援する」というものですからね。
クレド(信条)にもこういうことが書いてあります。
「坪田塾は、塾生の可能性を見出し、自主性を育み最大限に才能を引き出す教育機関です。 私達は、塾生が人生の暗闇に入り込んでしまった時に、 一生涯にわたって頼りにしてくれるような灯台としての存在であるために、 最高の教育環境とシステムを常に改善し、提供することをお約束します。 坪田塾は現代の松下村塾であり、その塾生は世界を築き上げる人材へと成長します。 そのために我々塾生は常に物事を多面的に解釈し、問題の解決方法を学び続けます。 」
ここで、非常に重要になってくるのが、
「先生の成長」です。
「受験指導」なら楽なんですよ。
受験に精通していればいいだけですから。もっと言うと自分が担当している教科の知識なんて高校生レベルの内容なんてはっきり言って専門家からすれば大したことないですから。
要するに、「家から学校まで自転車で通学する」という日常レベルの「技能」に過ぎません。
しかも必死で勉強するのは、どこまでいっても生徒ですから。
はっきり言って「受験指導」の仕事なんて、世の中で最も簡単な仕事の一つだと僕は思っています。
進化しなくても良いんです。
でも、それってつまんないじゃないですか?
確かに、学生の時は「この先生すげー」となるかもしれません。
頭も良く見えるかもしれない。
なんでも知っているように感じるかもしれない。
でも、そこで「甘んじている」人は、人間としてどんどん退化します。
「進路指導」と言っても、模試の成績表や内申点を見て、「ここならいけそうだ」みたいなことを言う「三者面談」って、
「それ、あなたじゃなくてもできますよね?」と僕は常々思っていました。
本当の意味で「進路指導」ができる人って、あらゆる業界に通じていて、そこの一流の人から新入社員まで知っていて、
なんならそこの仕事もかんでいて、何なら実績まであげている・・・・・・という人だと思うんですよ。
例えば、僕は、「出版業界」に関してはこの4年間でめちゃくちゃ勉強しましたし、実体験もしました。
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・映画・・・・・・と一通りのマスメディアも経験し、芸能事務所の方などにも多くお会いしました。
この状態で「君、絶対編集者とか向いてると思うよ」という「進路指導」ってめちゃくちゃ芯を食ってると思うんです。
おかげさまで、いわゆる数多くの大企業の社員研修や講演などもさせてもらっていますので、「進路指導」に説得力が生まれます。
つまり何が言いたいかというと、
「先生に求められていること」は、「とにかくひたすら、誰よりも成長する」ということだと思っています。
「勉強ができる」とか「指導がうまい」とか、そういうのは基本性能中の基本性能で、それ以上に、自分自身がどんどん学習し、器を広げ、いろんな人に教えを請い、生徒以上に人間としてどんどん成長する。
そんな「先生」に子どもの頃に出会えたら、本当に幸せな人生を送れると思うのです。
だって、「あんな人になりたい」って思えるロールモデルがいるんですから。
(ところが問題は、社会経験が少ない学生時代だと、そんなに成長していない大人でも「かっこいい」と思えてしまうことなんですけど)
じゃあ、そんな人と会えるのか?
と言うと、僕自身は「坪田塾の先生たち」はそういう人たちだと思っています。
だからこそ、卒塾生たちが「就職したい」と言って入ってきているわけですし、結婚式に呼んでくれたり、卒塾した後もなんども顔を出してくれているのでしょう。
とはいえ、そんな人と会えない人だっているわけです。
そんな人が周囲にいない!
尊敬できる、信頼出来る大人がいない!という人だってたくさんいるでしょう。
そんな時には、どうしたらいいか?
方法があります。
それは「本を読むこと」です。
本は、過去の偉人たちの知識や考え方、生き方が詰まっています。
みなさんの悩みのほぼ100%は、すでに他の人が経験していることなのです。
本を読むと、過去の偉人の考え方をインストールできます。対話ができます。
僕自身、学生の時に、とにかく哲学書を読み漁りました。
プラトン、アリストテレス、カント、ニーチェ、ヘーゲル、ヴィトゲンシュタインなどなど(僕は西洋かぶれでしたので、当時は西洋哲学ばかり読んでいました)と対話をして過ごしました。
とはいえ、これらの哲学書はやはりちょっとだけ難解でとっつきづらい。
ほとんどの現代のビジネス書は、これら「古典」の焼き直しです。
でも、「読みやすい言葉」で、「身近な例で」書いてくれています。
今日お勧めしたいのは、僕の親友である秋元祥治さんの本です。
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高校生から大学生、就活生、そして若手ビジネスマンの方々にとって、
「人生を変える」一冊になると思います。
ちなみに、僕の名前もこの本の中に数箇所出てきます。
今や「地方創生」の旗手として「行列のできる中小企業相談所」の所長として活躍されている秋元さんですが、
彼自身、学生の時にNPOを立ち上げて、世の中を良くしたいと考え、悪戦苦闘し今の地位につかれています。
そんな彼が自分が20代の時に読ませたかった本を書いてくれました。
と言うか、正確に言うと、
僕自身が「秋元さんの本を読みたい!」と言って、秋元さんにお願いをし、しかも一流の編集者であるダイヤモンド社の土江さんまでご紹介して、「僕のために作ってもらった本」といっても過言ではありません(笑)
なんで作ってもらったかというと、
坪田塾で昔秋元さんに講演をしてもらったことがあるんですよ。
それを聞いて、「なんとすごい言葉や経験を持っている人なんだ」と改めて惚れ直しまして。
当然、当時の塾生たちも感銘を受けて、行動が変わったんですね。
なので、「この人はもっと世にでるべきだ!」そう思って、「ぜひ!」と言い続けて3年。
身近に「この大人すげー。かっこいい!」と思える人がいる人もいない人も、ぜひご購読くださいませ。
もちろん、30代以上の大人の方にもオススメです。(朝礼とかにも使えると思います)
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もちろん、こちらもオススメです(笑)
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