おはようございます。

今日は、ブログのコメントに来ていた質問が、これまで書籍に書いていないパターンのものでしたのでそれに答えようと思います。(質問をしてもそれに回答しないパターンは大体書籍に書いておりますので、ぜひご購読頂ければと存じます)

今回の質問はこちらです。



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ご質問ありがとうございます。

そして、なるほど。

ご子息の試験の結果と、不運な事故、これは不安になりますね。

そしてその状況に、親子共々いてもたってもいられなくなる気持ち、お察しします。


でも、安心してください。



利き手を骨折して、受験勉強に不都合があるのだけど、どうしたら良いか?


と言うことですね。


簡単です。


左手で徹底的に訓練しましょう。


右手がなければ左手を。

左手がなければ口を使って。


そう言うことだと思います。


実際、これまでの教え子でも、試験の時に利き手が使えなくなってしまう状態になった子が2人います。


さらに、なんと、それを「想定して」利き手以外での練習をしていた子もいます。(過去に3人います)


なんか、急に、テストの回答用紙の文字が、ミミズが這ったような文字になっていたので、「どうしたの?」と聞くと、


「テスト本番前とかに怪我して、書けなくなった時のために、反対の手でも練習しておこうと思って」


と、自主的に練習していました。


違う子は、



「先生、だっていつも、最善を期待して、最悪に備えろって言ってんじゃん!」



と言って、自分なりにどう言うことがあるかを考え、そのリスクヘッジとして利き手以外で書く練習をしておくということでした。


もちろん、「思考」自体は頭でやりますから書くのが右手か左手かなんて関係ありません。

よって、これはシンプルに訓練を嫌がるかどうかの問題のみです。




どうでも良いですが、僕はテーブルを挟んで対面で指導しますから、紙に何かを書く時に、いちいち紙を移動することが面倒で、生徒が見ている紙に直接書くために、自分から見て完全に上下が逆の文字を、日本語でも英語でも綺麗にスラスラと書けるように練習しました。

真剣に訓練すれば2日で慣れます。
(綺麗に、とかの状態にするのには2ヶ月ぐらいかかります)


ちなみにですが、「パソコンが苦手」という大人も、真剣に「ブラインドタッチ」の練習を2週間もすれば嫌でも慣れますし、ブラインドタッチができるようになるとパソコンへの苦手意識がなくなるということが分かっています。



何度も言いますが、思考自体に「利き手」は関係ないですから、あとは慣れの問題、訓練の問題だけです。


本番直前に何の対策もしていない状態でならずに良かったですね(^^)