受験生のみなさん、センター試験お疲れさまでした。
とはいえ、まだ、「大学入試」という観点から考えると、競馬で言えば第1コーナー回ったところです。(競馬のことはよく分からないので、書いた瞬間、本当にそれであってるのか調べました)
てか、受験生に競馬の例えをしても意味ないですよね。
漫画で言えば、「最初の扉絵」みたいなもんです。
ハッキリ言って、悲喜こもごもだと思います。
あれだけ言ったのに、
自分の回答を問題用紙に写してないから自己採点が「記憶」でしかできない人もいれば、
数学1Aを解かないといけないのに、数学1を解いて泣いた子もいるでしょう。
受験票を落として、なんか前の席の微妙なところにいって、これを取っていいのかどうしていいのか分からなくなって頭が真っ白になったり。
先生からもらったコーヒーを普段飲んでないのに飲んだからか、急にお腹が痛くなってトイレに駆け込んだ人もいるでしょう。
前日に、なぜか景気付けで生牡蠣を食べて食中毒になったり。
(ここまですべて実話)
色々あるでしょう。
逆に、ものすごいポテンシャルを発揮し、
適当に書いたところが全部当たるというミラクルを起こした人もいるでしょう。
まぁ、難易度が上がったとか下がったとかそういうのを気にして、自分の志望校のボーダーを気にする人もいるでしょう。
とはいえ、基本的に、試験の難易度が高かろうが低かろうが、ボーダーなんて例年通りなんで。
あなたがやるべきことは、この悲喜こもごもの中で、
投げやりになることでも、泣くことでも、親や先生に文句を言うことでも、嬉しくてみんなに点数を言いふらすことでも、友達の点数を情報収集することでも、自慢するためにセンターの自分の点数を書いた紙をなぜかスタバにわざと忘れることでもなく、
次の準備をすることです。
泣いても笑っても結果は変わりません。
もうすでに「過去のこと」なのです。
次は、私立入試です。
過去問を解きましょう。
そして、自分が合格最低点をちゃんと取れるのか、確認しましょう。
いわゆる滑り止めを確定しましょう。
また、念のため
センター試験の結果を元に、「後期」でうける私立大学も確定しましょう。
基本的に、「最善のことを期待し、最悪に備える」、「過去のどうしようもないことにとらわれず、次の準備をする」これがもっとも大切です。
泣いても笑っても相談しても意味はないです。
「話を聞いてもらいたい」という子、あるいは親御さんが毎年一定数いますし、自分のセンター受験がいかに大変でそれを乗り越えて自己最高を叩き出したかの武勇伝を語りたがる人がいますが、
そんなことより次の準備です。
時間は誰しもに平等に分け与えられています。
そこで、次の準備を意識して行動できる人が、勝つのが「競争」なんです。
短期的な結果で右往左往する人は競争に負けてしまいます。
私立入試への準備、あるいは、国立二次の準備を始めましょう。
塾に来る予定の子はちゃんと通塾しましょう。
そして、センター試験の結果を記入し、先生に提出し、すぐさま次の準備をしましょう。
言い訳したり、泣いたり、喜んだり自慢したり、そういうのは要らないです。
もう既に、入試の競争はスタートしています。
とにかく落ち着いて、次の準備に取り掛かりましょう。
なんにせよ、まずはお疲れさまでした。
ここから、いくらでも逆転した人はいるし、また、油断して奈落に落ちた人もいます。
勝って兜の緒を締めよ。
負けても兜の緒を締めよ。
です。(なぜ、昔のことわざに負けた時の兜の話がでないか?それは、多分、負けたら死んでいたからでしょう)
ここからは甘えていたら一瞬で全ての入試が終わりますよ。
なんにせよ、大切なのは、「絶対に最後まで諦めない」ことです。
センター試験終了時点で、浪人を決定する子もいます。
しかし、そんな子でも最後の最後まで、1点でも多く点を取る。負け戦でもそこで歯を食いしばってやる。それができないと、一年浪人しても無駄です。なぜなら、すでに浪人生活は始まっているんですから。
まだ、その勢いでこられたら、今すでに余裕をぶっこいてる人も、最後の最後でかわされることなんていくらでもあります。
とにかく、ここからは死ぬ気で1点でも多く点を取るために何をするべきなのか、そこに完全にフォーカスして生活をし、行動をしましょう。
さらにいえば
私大入試と国立の「前期」が終わった時点で、もう入試が終わった感じになる人が殆どですが、だからこそそこにチャンスがあります。
最後の最後まで踏ん張りましょう。
応援しています!
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本日、16日(月)は、
13:55から「ゴゴスマ」(TBS系列)に出演します。
よろしくお願いいたします。