「進化」の基本は多様性。
N高校に関連して、全日制の高校が将来なくなるのか?なんて質問をメディアから受けるけど、そうじゃなくて枝分かれして存続するでしょう。
枝分かれしたどれが主流になるかは、適者生存だと思います。
何にせよ、未来のことなんかわからないっす。
どういう未来にしたいかはあるけどね。
少なくとも僕は、N高校の描く未来が素敵だなと思ったから、鬼のようなリスクを背負ってでもN塾をやろうと思ったのです。
結局、どんな未来にしたいかで、今何をするのかを決めれば良いし、それに対する責任と期待を持って生きるのが僕は好きで、それに共感してくれてる人が一緒に働いてくれてるんだと思ってます。
いずれにせよ、生物の進化の歴史を見ても「進化=多様性」なんだから、一律な教育(国が作ったカリキュラム至上主義)のオルタナティブなものが生まれる過渡期なんじゃないかなー。
もちろん、今の教育を否定するというより、追加の選択肢があるのは良いことだってスタンスなんですよね。
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今ね、講師の採用を進めてるんですよ。
久しぶりですね、採用面接とかするの 笑
正直ね、塾を広げるのってリスクでしかないなとずーっと思ってました。
だって社員さんの数が増えれば、それだけトラブルも増えるでしょう?
プライベートで、女子校の制服盗んでましたなんてやられたらたまったもんじゃないですよね。ほんと笑えない。
もちろん、採用でめちゃくちゃ厳選しますけどね、人間何があるかわからないですからね。
そんなんあったら、全国ニュースで謝罪会見ですよね(^_^;)
よって、自分の目が届く範囲で、細々と塾をやりつつ、たまに本を書いて、たまに講演して。。。
というのが、一番「楽」な道だなと思ったのです。
でもね、去年一年間で、色んなところに講演に呼んでもらいました。
全部で10万人以上の方々とお会いすることができました。
そのうちの半分は、ビリギャルを読んだことも映画で見たこともないという方々でした。
質疑応答の時間などで聞かれることは、これまで塾で「何万回も聞いてきた質問」でした。
「部活に一所懸命で全然勉強しないんですがどうしたら良いですか?」
「ゲームばかりしてやる気が見られません」
「定期テストが下がってきて」
「英語の勉強は」
などなど、
ビックリするぐらい同じ質問でした。
今まで、子別でやってきたからこそ、何万回も接してきたことなので、もうどんな質問にでも接してきたようで、だいたいどんなことでも教育関連の質問なら立て板に水で答えられる。。。(そして、それは学生だけでなく大人になってからの部下の教育などでも同じ)
ビリギャルのストーリーの概要を話すと、みんな同じところで笑い、同じところで頷きます。
結局、気付かされたのは、
人生というのは「フラクタル」なんだなということ。
そして、その足を運んでくださった皆さんは、きっと、「坪田信貴」に会いに来てくださったというより、
「自分や自分の子どもの可能性を信じて、一緒に伴走してくれる人」
と会いたいと思ったんじゃないかと気付いたのです。
逆に言えば、周りにそういう人がいないと思っているということでしょう。
そうだとしたら、僕の仕事はきっと、自分の目の届く範囲で、できる範囲のことを無理せずやるのではなく、
「そういう先生をたくさん育てる」
ことが仕事なんじゃないか。
で、僕はなんだかんだとても怠惰なので、
流れに任せちゃうと「まぁ、面倒くさいからいいや」となるので、年末に「東京校と大阪校を作るぞ!」と決めて、再来年末に「ニューヨーク校を作るぞ!」とここまでは決めて、
あとはそのために求人をして、採用して、教育をして。。。
という流れを作ろうと、重い腰を上げたのです。
N塾や、今進めている問題集の制作も同じです。
「今までの仕事」「ずーっとやってる仕事」をそのままやるということはとても整合性があるし、成功率も高いのですが、それでは子どもたちに見せる背中としては微妙だなってことで、ここ2年ほどずーっと考えていたのですが、
4周ほどまわって(笑)、塾を広げるという方針にしました。
若輩だし、力不足ながら、僕なりに使命感を勝手に感じたこの一年でした。
とはいえ、きっと東京校と大阪校を開いたら、「えーっと、もう充分っす。やっぱり細々とがいいっす」とお腹いっぱいになりそうなので、ここで宣言しておこうということで書きました(^^)
と言うわけで、採用面接をしてテンション上がりました。
おお、新しい仲間との出会いや!ってね(^^)
採用の詳しいことに関してはこちらよりどうぞ。
坪田塾、N塾、問題集制作、新刊執筆など、色々頑張っております。
これからもよろしくお願いします。
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〈メディア関連のお知らせ〉
①4月9日の20時より、WOWOWのメガヒット劇場の枠で、映画ビリギャルが放映されます。
②4月14日より、中国本土で映画ビリギャルが公開されます。