昨日は、「ゴゴスマ」と「人生が変わる1分間の深イイ話」をご視聴いただきありがとうございました。

ものすごい反響で、塾のサーバーがダウンしましたし、放送終了後からは、電話が鳴りっぱなしで、O先生曰く「何かやらかしたか!? と身に覚えがない何かに恐怖していました(笑)」とのことでした。(問い合わせが多すぎて、電話対応をするとそればかりやることになってしまうので、全て留守番電話にしております。申し訳ございません。お問い合わせは、メールでお願いいたします。なお、新規の塾生の募集は現在のところ現役生は定員を超えていてキャンセル待ちの状態です。募集は「既卒生のみ」です。また、当塾は現在名古屋のみでして、東京校と大阪校を出す予定はございますが、現在のところその詳細は発表できません。今後その情報に関してはこのブログで発表します)

個人的に「すごい」と思ったのは、Facebookでサーバーがダウンしたことを報告したら、Facebookフレンドの佐藤健太郎社長(GMOペパボ社長)が、チームで共有して対策すると「すぐさま」コメントくださったことです。ペパボさんでホームページを作らせていただいて10年以上経ちますが、初のサーバーダウンするほどのアクセス集中、そして上場企業の社長降臨と、「なんなんだこれは」と驚きを隠せません。

放送中も、友人や卒塾生たちがFacebookでメッセージをくれまして、僕のメディア出演を喜び、貴重な時間を使ってみてくれてフィードバックしてくれる、その気持ちが嬉しくて泣けてきます。本当にありがとうございます。

僕自身は、放送を見ていません。もちろん録画も見ていません。というか、今まで出演した全ての番組を見ていません。よって、たまに「あの時ってどうなんですか?」みたいな、テレビを前提とした質問をされることがあるんですが、「何のことかよくわからない」ということが多々ございます。

なぜ見ないのか? 放送されたのを見て、次から改善するための参考にするという考え方もあるのですが、一つ、大きな理由があります。


 【ディレクターやスタッフの方々の作品に対して文句をつけたくないから】

 これです。いろんな番組で密着やら特集を組んでいただきました。

そこで一番嬉しいのは、その番組に携わるスタッフさんたちと仲良くなれることです。

彼らは、「僕」の本質に迫ろうとしてくださいます。

一体何者なのか? 何をやってるのか? どんなことをやっているのか? 

などなど、いろんな質問などをさまざまな角度から聞いてくださいます。

そしてそれを映像に残そうとされます。

それが良いものであれば、編集し、多くの人に伝えようとする。それが「放送」です。

 僕はあまり友達と髪の毛がないので有名ですが(笑) 

メディアの方々は、僕のことを深く知ろうとグイグイきてくださいます(笑) 

友達がいない僕にはとても新鮮でして、ありがたく感じるのです。

大抵、スタッフさんたちと密着が終わると仲良くなります。

お互いを深く知ろうとしているので当然ですよね。

ちなみに、僕がメディアに出続けたいと思う理由は、実はそこが一番大きかったりします。

友達が増えるからです(笑)

 ビリギャルがではじめた時に、あるスタッフさんから、「坪田先生が活躍し続ければ、またお会いする機会はありますよ」と言われたことを鮮明に記憶しています。

そうか!と深くうなずきました。

 そして、ぜひまたお会いしたいと思ったのです。

もちろん、プライベートもいいんですが、「お仕事」でご一緒したいと。


 特に、「密着」の場合は、かなり長時間カメラを回します。

よって一緒にいる時間や話をする時間が本当に長いのです。

そんな中、限られた時間(多くの場合は数分~10分)で、僕のことや僕がやっていることを視聴者の皆様に伝えないといけない。

 そこで、的確に伝えるために「編集」がおこなわれます。
 今回深イイ話のVTRは15分程度だったと聞いています。そしてそれは「かなり長い」部類に入ります。とはいえ、たった15分で、僕のことや塾のことを紹介するってすごいことです。録画したのは、50時間ぐらいはあるはずです。となると、99.5%はカットされるという計算になります。
 当たり前ですが、僕がうんこしているところを放送しても仕方ないですから、そこはカットするでしょう(そもそも撮ってませんが(笑))。
限られた時間の中でいかに伝えるか、そこがディレクターさん他、スタッフの皆さんの腕の見せどころです。当然、「彼らのフィルター」が入ります。坪田信貴の何を面白いと感じ、何を伝えたいと考えるか。当然ですが、それは「僕の想い」とは全く関係がございません。あくまで、スタッフさんたちのフィルターを通して坪田信貴や、坪田塾を伝えているのです。
 それは人生でも同じことです。グアムに行って、その時がたまたまずっと雨だった。そうすれば「グアムは全然面白くなかった」という印象を受けて、帰国し、「いや、グアムなんて言っても意味ないよ」という人もいるでしょう。一方で、グアムにいったらずっと晴天で、なくした財布も人の優しさに触れて戻ってきたとか、多くの人に助けてもらったとなったら、「グアム最高」となるでしょう。とはいえ、グアムはグアムです。単純にそこにいった人のフィルターを通していろんな感想が生まれるにすぎません。心理学では、「人間は意味付ける主体」であると定義されます。ポジティブな人はポジティブなフィルターで現象を意味づけ、ネガティブな人はネガティブなフィルターで現象を意味づけます。
 100%のそれを、完璧に理解するというのは不可能と言っても過言ではありません。多分、何かに関しての印象を述べる時には、現実にはその0.5%程度しか把握していないのに、それを全体像として捉えているかのように錯覚してしまいがちです。
 ちなみに、「英語」を学ぶ理由もそれです。僕らは言語を通じてコミュニケーションをとり、物事を解釈しますが、例えばインターネット上で「日本語で」記述されている知識は全体の7%程度と言われています。「英語で」記述されているのは70%程度。英語と日本語を理解できれば、全体の77%の知識にアクセスできるということになります。「アタック25」で、数枚しかパネルが空いていなくて、そこにある写真の中身を当てるのは難しいですが、8割ちかく空いていたら、何かを当てることは簡単です。日本語でしか言語を解釈できない場合、最大で人生の7%程度の理解しかできないといえるのかもしれません。
 なんにせよ、ディレクターさんというフィルターを通して映し出される「坪田信貴」は、僕が認識している「坪田信貴」と違うはずです。
 なので、もし僕が、番組を見ると、「いや、そこは違う!」とか、「なんでそこを編集したの?」とか、「これを入れて欲しかった」とか、思うことが山ほど出てくると思うんです。さらに言えば、その番組を見た視聴者の皆さんのそれぞれのフィルターで、解釈をされると思います。僕としてみれば、ディレクターさんのフィルターよりも、視聴者の方々のフィルターを通じてどう解釈したのか、どんなポジティブなメッセージが伝わったのか、そこの方が重要なんですね。僕は、ディレクターさんの仕事を100%支持したい。文句なんて言いたくないし、思いたくもない。でも多分、僕がもし見たら、未熟なんで絶対に、「やだな」とか「恥ずかしい」とか考えるはず。だから見ません。見なければ、嫌な感情も浮かばないでしょう? 単純に感謝しか浮かばない。絵ディアに関しての僕の仕事は、ただ僕なりのやり方で、メッセージを伝えることです。それをどう伝えてくださるかは僕の仕事ではないのかなと思っています。そして「どう実際に伝わったか」に対して、視聴者の方々の考えに対してコミュニケーションをとりたいのです。

あと、謝らないといけないこともございます。
それは、このVTRを作る中で、協力してくださった方々です。
ちゃんと写っていないとか、そもそもカットされたとか、いろんな人がいると思います。本当に申し訳ありません。

いずれにせよ、見てくださる方がたくさんいるからこそ、素敵な仕事をされているスタッフさんたちと出会う機会を与えてもらっています。

そこに本当に感謝しています。

いつも応援してくださって本当に有難うございます。

これからも頑張ります。どうかよろしくお願い致します。


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