娘のオモチャ群が目に入りまして、それを写真に収めてみると、なんだか幸せだな、かわいいなと思いました。
それと同時に、なぜこれらを「かわいい」と思うのかを考えました。
まず「清潔である」という要素は必須です。
泥だらけだったとしたら、かわいいとは思わないでしょう。
次に、「壊れていない」という要素もあります。
糸がほつれていたり、プラスチックが割れていたらこれをかわいいとは認識しないでしょう。
さらに、「小さい」という認識も大事です。
もしこれが自分よりも大きければそれをかわいいと認識することはないでしょう。
最後に「丸っこい」という要素も大事。
角ばっているものをかわいいとは認識しません。
ところで「ブーバ/キキ効果」というのを聞いたことありますか?
こういう図形があって、どちらかが「キキ」でどちらかが「ブーバ」という名前なんだけど、どっちがキキ?
というと、98%の人がツンツンしたほうを「キキ」といい、丸いほうを「ブーバ」というそうです。
しかも、年齢や性別、出身地などに関わらずです。
これは、共感覚的な話でも言われるし、シニフィアンとシニフィエの話でも使われる話です。
僕たちは何かを見て、「かわいい」とか「怖い」とか感じます。
自分の人生にとって、時として全然関係ないことも話題になるのですが、それはこういう「なぜか分からないけど、人間は大体普遍的に感じる」みたいな要素があるんでしょうね。
それに対して、「いやいや、なぜそれがキキだと言えるのか?!そもそもキキだとは明示されていないのに! いつ決まった?どこで?何時何分何秒!?地球が何回回った時?!」
みたいな議論をしがちなのかもしれません 笑
いや、知らんけど、そういうもん!
みたいなことが世の中たくさんあるので、あまり理屈っぽく考えるのもほどほどにしないとなと思いますね。
ぼくのテーマは、「科学と情熱の融合」なのですが、理屈っぽさと感性の融合とも言えるのかな。
ま、とにかく娘とそれに付随するものがひたすらかわいいな!とにかく思ったのです。ええ