先日、JR琵琶湖線に乗って草津に向かいました。

中学生を相手にスペシャル授業です。

翌日には、中日新聞さんと京都新聞さんで記事が掲載されたそうです。
ありがとうございます。

最近、講演に行くと大体メディアの方がいてくださって、記事にしてくださっているらしく、
嬉しい限りです。


{7EF0D8C7-4BB4-4C9B-AA41-2E33B923B112:01}

{1DFAED6F-80C4-4FC8-8689-A0663B2B793B:01}





草津の中学校の幾つかをインターネット回線で結んで、授業をさせていただきました。




行きしな、新幹線で京都に着いて、そこから在来線に乗り換えたんですけど、

そこで、小学校の修学旅行の団体と交差する感じですれ違いました。


僕の目の前には、身長160cmぐらいの小学生としては背の高い男の子と、145cmぐらいの男の子がいました。

160cmの子ども→Aくん
145cmの子ども→Bくん

としましょう。


A君は、B君に対してかなりきつい口調で喋っていました。

「黙れ、ボケ。お前は向こう行ってろって言ってんだろ~が!」

そして、少し肩を小突きました。


B君は、「やめてよ。そんなこと言っても、行かないといけないじゃん」と返しながらも、少し怯んでいる様子。

A君は、上からB君をにらみつつ、「あ?」

と威嚇。


100人以上がいる生徒さんが修学旅行で京都駅に着いて、移動を始めた瞬間。

そして僕と交差する瞬間の5メートル手前から、交差して5メートルぐらいの間、多分7秒ぐらいの時間。


ただ、移動する途中での「違和感」。


僕は何かできなかったのかなと思いました。


そんなことを考えつつ、乗り換えのためにホームに向かうんですが、

色々考えさせられました。


小学校の時って、あんな感じだったよなぁと。

圧倒的に体格の良い(=喧嘩が強い)子が、クラスや学年で力を持っている。


そんな光景ってありましたよね。


そして、「背の高さ」って特に、いろんな技術や経験のない小学生にとっては、純粋に喧嘩の強さなので、背の高い子が背の低い子を支配する傾向にありました。

もちろん、特殊事例もあって、小さい時から、空手や少林寺拳法をやっている子は背が低くても一目置かれていました。

僕が言っていた小学校では、少林寺拳法で全国大会に行った!という子がいまして、なぜか学年中の子がそれを知っていて、実力ナンバーワンとして畏れられていました。(当時はなぜみんながそれを知っているのかとても不思議に思っていました)

とはいえ、


背の高さ=強さの象徴


であって、


女の子になぜ背の高い男の子がモテるのか。

社会学的な意味がありそうだなーなんて考えました。


そんなことはまぁ置いておいて、


今回伺った滋賀県草津市の新堂中学校ですが、素晴らしかったです。

生徒会の皆さんがホストをしてくださったのですが、

温かい教育長、とても明るくて優しい校長先生以下、

見事なホスピタリティーでしたし、生徒さんたちの進行も抜群でした。


本当にありがとうございました。