こんにちは!坪田です。

まず、

高校1年生で将来なりたいものが見つからないっていうのはとても普通のことだと思います。

高校3年生でも、大学生になっても、あるいは社会人になってからでも見つからない人はとても多いと思います。

だいたい大学3年生ぐらいになって急に「自己分析」とか「業界分析」とかを初めて、就活を始める頃に焦り始めて、

福利厚生と給与とか、よく分からない「将来性」とか「安定」とかを考えて、

業界を決めます。


で、そこから、「大手」から受けて行って、内定をもらえたら就職をする。


もらえなかったら、とにかく焦る。


みたいな、こんな流れです。


で、とにかく内定がもらえなくて焦って、とにかく広げて行って、就職をしたらだいたい1年も経てば、今の環境を与えてくださっていることへの感謝は忘れ、不満でいっぱいになり、「これがやりたいことじゃない!」とかになって、転職を考え始める。


こんな感じが、多くの人にとっての「普通」の職業観というか、進路決定の流れのように思えます。



なので、「なりたいものを見つけないとやる気につながらない」という言葉通りに、「なりたいものを見つけよう」としても、そりゃそもそも職業を知らないので無理があると思うし、職業=人生っていうのもちょっと違うと思うんです。


「なりたいもの」(←これは多くの場合職業を指していると思うんですけど)って、実はまやかしだと僕は思います。


ぶっちゃけ、天職って、なんでも天職になるんです。


自分が得意なものを極めて行って、それがみんなに評価され、お客様にも感謝され、っていう行程を踏むと、「天職」って思えます。


あとは、得意と思えるか、苦手と思えるかの差なだけだと思うんです。


つまり、「なんでもいい」んだと思います。


究極的には、さきさんが将来「誰かに貢献する」とか「社会に貢献する」のであれば、職業ってぶっちゃけなんでもいいんです。


で、大事なのは、その「職業が何か」よりも、


どんな生き方がしたいのか?


だと思います。


・目立ちたい


みたいな感じなのか、

・ひっそりと暮らしたい


なのか。



・たくさんの人と仲良くなりたい


なのか、

・少人数の友達とたまに遊ぶ程度でいい


のか。


仕事をバリバリ、世界を股にかけてやりたいのか、あんまり外に出たくないのか。


ライフスタイルっていうんでしょうか。


実はそっちのほうがよっぽど大事だったりします。



で、その前になんですけど、


「なりたいもの」を見つけるんじゃなくて、「なりたい人」を見つけるのがいいんじゃないでしょうか。



「こんな人になりたい」


っていう、まぁ尊敬する人とか、憧れる人とか、


お手本になる人。


「ロールモデル」っていうんですけどね。



いろんな「偉人伝」みたいなのを読んでみたり、NHKの大河ドラマとか見てみたり、漫画やアニメでもいい。

自分が憧れる生き方をしている人を探してみてはいかがでしょうか?


それは今活躍している人でもいいし、歴史上の人物でもいい、自分が空想した人でもいい。


それを見つけたら、じゃあ、そうなるためにはどんな生活をするべきなのか?


と、なってくるのだと思います。


そしてそれを調べているうちに、だんだん、自分自身が変化をしてきて、「なりたい人」が変わってくるかもしれないし、「なりたいもの」も明確になってくるのかもしれません。


とりあえず、まずお母さんやお父さん、先生たちに、「どんな生き方をしているんですか?」「モットーは?」とか、「なんでそうなったの?」とか、身近な人へのインタビューをして行って、憧れる人を見つけてみてはいかがでしょうか?