うちの塾の講師に福井先生という人がいます。

星ヶ丘校の先生です。

彼と話しているとね、何言ってるか全然わからないんですよ(笑)

なんか、ハートで話していて、言語で読み取ろうとすると意味がわからなくなるんです。

それで先生としてどうなんだとは思うんですけども、多分僕に対しては緊張も含めて

特にそうなってるんだと思います。


で、彼が言っていることは全然わからないんですけども、胸が熱くなるんです。


自分の未熟さに涙して僕に相談にきたり、ミーティングでヒートアップしてね、

喧嘩になりそうになったりね、まぁ一言で言えば面倒臭いタイプなんですが、

彼と話していると、例外なく、熱くなれる。


まぁ、言っていることがよくわからない松岡修造だと思っていただければいいかと。


同じように、阪本先生という本部校の先生がいるんですがね、

彼はね、話が長いしオチがないんです。

ミーティングでね、「意見がある人ー!」っていうとね、必ずこの福井と阪本の二人が真っ先に手をあげてね、

ああ、阪本先生にあてると絶対話が長くなるなーなんて思いつつね(笑)


ま、あてますよね。

やっぱり話長いんですよ。

で、オチがない(笑)


でもね、やっぱり熱くなるんですよね。

先日、マサキ(本部校の校長)がね、深夜にね、教室に忘れ物を取りに行ったらしいです。

そしたらね、阪本先生が床に寝ていたらしいです(笑)

怖いですよね。。。。。。


なんか遅くまで仕事をしてたらしくて、一眠りしようと床に眠ってたんですって。

もちろん、そんなこと推奨していないし、そんな仕事量でもないです。


でも、正直、僕も同じようなことしていたなーと思うわけです。

この仕事ってね、いや多分どんな仕事でもそうなんでしょうけど、やり出したらきりがないじゃないですか。

もっとできることがあるはず。


この子の指導で、使える資料とかないかなとか、その子に合わせて特別にプリント作ってみようとか、次の範囲できっとここで詰まるだろうから、こういう準備してみようかとか。

やり出したらきりがないんです。

でも、それを何度もなんども何百時間もかけたり、何百人の生徒に対してそれをやるから、

今度は「瞬時に」反応できるようになる。


熱い思いがあって、それに人の心が動かされるほど努力をして、人のために頑張る・・・・・・
そんな姿勢を持っているから、

熱狂的なファンがつくんだなーと思います。


福井先生と阪本先生には熱狂的なファンが毎年いるんです。





なんといいますか、「想い」というのは不思議なものですね。


いや、ほんとね、彼らは、どうなんでしょうか社会人としてかけているところは多分山ほどあって、
一言で言えば明らかに「変な人」なんです。

でも、憎めないし、話していると熱くなるし、自分も頑張ろうと思える。


結局、自分の熱い想いが人を通じて伝染するんですよね。


ーーー

で、最近、そういう経験をちょこちょことさせてもらっています。

ちょっと前に、僕が最近キスマイ(Kis-My-Ft2)に興味があるという話をしたと思います。

このグループの方で「北山宏光さん」というかたがいらっしゃいます。


ある時に、ツイッターで、「キスマイ」という単語や「北山」という人名、「ビリギャル」という言葉が流れてきました。

あと、僕に直接、「ビリギャルのことをみっくんがいってます!」みたいな@ツイートがきまして、

「みっくんって誰?」

及川ミッチーさん?

みたいな勘違いをしたりしつつ、


でも、最近、妻が「キスマイBUSAIKU」という番組をよく見ていたので、僕自身も、面白い子達だなーと思って見ていたんです。

よって、ああ、ラジオで北山さんがビリギャルの紹介をしてくれたんだなーというのがわかりました。


念のためそれを、北山さんのファンの方に確認したら、

「北山くんは雑誌でもビリギャルが面白いみたいなことを言っていた」と教えてくださったので、


それは大変光栄なことだ!と嬉しくなりました。


その雑誌ってありますか?と聞いてみたら、


その北山くんファンの方が、ファン仲間に「あの雑誌ってある?」みたいに声をかけてくださり、

すぐにその雑誌の当該部分の写真が送られてきました!


そこまでの時間って1時間もかからなかったんじゃないでしょうか。


なんという情報収集力、そして拡散力。


確かに、そこには今読んでいる本として僕が書いたビリギャルが挙げられています。


さらにそんなやりとりをしていると、youtubeに挙げられているラジオの音源のURLを教えてくださいまして、


北山くんがビリギャルについて語っているのを聞かせていただきました。


その間、僕のツイートが600回ぐらいリツイートされて、「なんなんだこれは!」と驚いているうちに、いろいろ調べていたら、

なんというか、「キスマイってなんかいいな」と思い始めまして。

しかも北山くんのファンになってきたわけです。


そこで、KADOKAWAにも相談しつつ、北山くん宛に長いメールを送らせてもらいました。

それが多分2月の頭だったかと思います。


それを一応ツイッターでキスマイファンの方々に報告しましたら、


彼女たちは、「坪田先生のメールがラジオで紹介されないかなー」なんて言ってくださっているわけです。


それからしばらくして、昨日。





こんな@ツイートがきました。


ナニキタというのは、北山くんのラジオの番組名ですね。


そこで、ツイッターで検索をしてみました。

すると、ラジオ番組の中で僕からのメールがきたということを北山くんが話してくれていたそうです。

「映画出たかったー。塾の先生役とかできたんじゃないか」みたいなことも(^^)


それをまた北山くんのファンの方々が盛り上がってくださいました。


なんか自分のことのように喜んでくださっているし、何より、

すごく心が打たれたのが、

「ドラマ化とかあったら、ぜひ北山くんを!」

みたいな声がとても多かったことです。


「ファン」って、「応援」って、その人を強くします。


「相手のためを思う」というのが本当のファンだと思うし、

彼にはそういう人がこんなにもいるのかとすごく嬉しく思いました。


これだけファンに愛されている。

それが彼の人間としての凄さを表しているよなー


と本気で感動したのです。


もし、ドラマ化とかあるようなら、ぜひ!北山さんにお仕事として受けていただけるならこんなに幸いなことはありません。


これもまたファンの方に教えていただいたのですが、

北山さんは、伊藤淳史さんとドラマでも共演されているみたいですね。



いつか直接北山さんにはお礼を言ってみたいし、いかにファンに愛されているかを、僕の口からも伝えてみたいと思います。

すごいなー。

憧れます。


僕もそういう人間になりたいし、僕の教え子たちにも、「ファン」といわれる人がいて、その人たちがめちゃくちゃ応援してくれるような、そんな人間になって欲しいです。