今日は、NHK総合の新番組「助けて!きわめびと」のスタジオ収録に行ってまいりました。

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司会の三宅裕司さんと

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松嶋尚美さんと。


松嶋さん顔がめっちゃ小さい!m(._.)m


三宅さんは、奥さんがめちゃくちゃ天然だという話を聞いてまして、妙に親近感がわいていました 笑

その話もカメラが回っていないところでしてました(^^)


笑っちゃって喧嘩にならない、という話。


例えば、「ちょっとどいて!」と言いたかった怒った奥さんが、「ちょっと抱いて!」と言い間違えてたり。。。

とか、奥様伝説が限りなくあるとかで、まぁそんな話をしました。


収録自体はとても濃いもので、皆さんから褒めていただきました。


あと、今回が初回ということもあり、その後取材が2件入っておりました。



それはそうとその前に事件がございました。


12:30にNHK大阪に入る予定でした。
収録自体は15:00からで、三宅さんや松嶋さんとのスタジオでの絡みを取る予定でしたが、その前に打ち合わせをするために早めに入ることになっていました。

11:03の博多行きののぞみに名古屋駅で乗車し、11:53に新大阪に到着、タクシーでNHK大阪に向かう。

そんな段取りでした。

10:40には名古屋駅に向かい、新幹線を待ちました。


実は前日にもほぼ同じ時間帯の新幹線に乗り、東京にいって取材を受けていたという経緯もあり、ここのところ大げさではなく、2日に一度は新幹線に乗っておりまして、もうぼーっとしていても乗れる状態になっていました。

いつものように新幹線に乗り、すぐさまiPhoneのアラームを設定し、眠りにつきました。

珍しくアラームが鳴る前に目を覚まし、設定を解除。

しばらくそのまま画面を触っていて、ふと気付きました。


あれ?なんかおかしい。

いつもだったらアラームなってしばらく経つと、目的地に到着するというアナウンスが聞こえてくるはず

しかし、聞こえてこないのです。

携帯の時計を見ると、11:54。


もう新大阪についている時間は過ぎています。

あれ?

遅れているのかな?


それともあれ?乗り過ごして、新神戸まで行っちゃったかな?


あはは。


そんなことを思ってチラッと前方の電光掲示板をみると、


ただいま三島駅を通過中です。

の文字が。


え?三島(静岡県)?





なんだか、背筋に冷たい汗が。。。


すぐさま車掌さんのところに行き、


「もしかして、これって東京行きですか?」


その質問を繰り出すと、車掌さんは何を言ってんだこいつ?

という表情で、

「そうですけど。。。」


と仰る。



僕は、車掌さんに新大阪行きの新幹線に乗る予定だったことをチケットを見せて説明。

チケットの検収の時点でも、特に問題なく過ごしていたこと。

などを説明しました。


すると、事情を察してくれた車掌さんが、様々な手配をしてくれました。新横浜で乗り換えて大阪に向かうと14時33分に到着することなどを教えてくれました。

僕は急いでNHKのディレクターさんに電話をして事情を説明しました。

ディレクターさんは一瞬驚いていましたが、「どうにかします。気をつけてお越し下さい」と言う極めて冷静な返答くださいました。

そこからの約20分。新横浜駅まで到着するまでの時間、窓の外に一瞬目をやると、ものすごい高速で景色が映り変わっています。

僕は今、時速200キロ以上で目的地から離れているんだな。


それを実感した瞬間に、ショックや焦りから解放され、無の心境でした。

新幹線のスピードと閉鎖性は、思考のスピードも圧倒的に凌駕しています。

よって完全にあらゆることに対してのあきらめの境地に達するのです。

表情がゼロだったと思います。


どれだけ僕がもがいても、この鉄の塊は、時速200キロ以上で足を目的地から遠ざけているのです。何をやっても抗うことはできません。

気持ち的に、思わず体育座りをしてしまいました。

NHKの新番組の一発目で、三宅さんと松嶋さんを待たせてしまうのです。スタッフさんが全精力を注いで準備してくれたこと、すべての段取りを台無しにしてしまうのです。

そんな思考が、時速200キロで飛ばされて行きます。

どれだけ頑張っても僕が到着するのは14時以降。

救われるのは、もともとのスタジオ収録時刻が15時だったこと。

どうにか間に合う。

そんなことを考えながら、新横浜駅で降りました。

それがこの写真です。

名古屋新大阪方面。

悲しい。。。


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しかも、これで終わりませんでした。

米原-京都間で、線路に人が入ったと言うことで、点検が入ると言うアナウンスが流れました。

なんで新幹線の線路に人がはいってくるんだ。

当然そんなツッコミが頭の中をよぎるのですが、10分程度の遅れが生じるということを車掌さんに聞きました。そこですぐさまディレクターさんに連絡。

しかし、結局33分の遅れで新大阪に到着。

南改札口で、ディレクターさんが持ってくださっていました。


そりゃ雨も降るわ。


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結局、15時にも遅れてしまい。

皆さんをまたせてしまいました。



新番組の1回目のと言うこともあり、もともと収録の後にいろんな段取りだったのを、前倒ししてくださったそうで、皆さんとても優しくして下さいました。

僕としては、遅刻した時ほど力が発揮できる体質ですので(申し訳なさでいっぱいになって、この埋め合わせを全力でするぜ!感が出るのです)、収録自体はとても密度の濃いものとなりました。



この僕の壮大な乗り間違いが一発目というのが伝説的だと笑ってくださいましたが、この番組が209年ぐらい続いたらさらなる伝説になると思います。


ぜひご視聴ください。

みなさん本当に素敵な方でした。


よろしくお願いします。