白河関跡・白河神社


夏休みの渋滞前に祖父母のお墓参りをするため

福島県白河市へ出かけました

この日の最高気温は36℃・・・ガーン


白河の関跡に、白河神社の境内があります

 

狛犬その1

カッコイイ狛犬さんが、いらっしゃいました


年代・石工不明

 

頭でっかちなトコロが可愛い

 

狛犬は、見る角度、見る人によってお顔が変わります

 

手水舎

勢いよく、水が出ています

最近は水が出ていない手水舎もあり、こんなに水があふれていると嬉しくなります

足元のせせらぎの音も優しく耳に入ります

 

江戸後期まで、白河の関の位置は不明とされていましたが、白河藩主松平定信により、この地と断定されました


この雰囲気・・・

幹が編み込みされている大樹の存在感がすごい


あー照れ 

なんて森厳な場所なんだろぅ

太陽の光が降り注いでいるキラキラ

 

良きかな、良きかな

 

昼間なのに灯りが灯っています

 

矢立の松
義経は、松に弓矢を射立てて戦勝を祈願したそうです




狛犬その2

階段を登りきった場所にいらっしゃる狛犬さん

耳が丸くて熊さんみたい


拝殿

境内では、氏子さん達が草刈りの最中でした

猛暑の中、熱中症にどうぞお気をつけて注意


白河には何回も来てるけど、こちらは初めてなのです

 

 本殿

 

 

 

古歌碑

白河の関を詠んだ歌三首が刻まれています


その中のひとり、平兼盛の歌

便りあらばいかで都へつげやらむ

今日白川の関は超えぬと

平兼盛は、百人一首の恋歌が有名です♡

忍ぶれど色に出にけりわが恋は

物や思ふと人の問ふまで


神社の裏手にある、空堀跡と土塁跡

中世(鎌倉〜室町)に、館として使われていた際の遺構の様です

発掘調査の結果、他にも竪穴式住居、縄文土器などが確認されています



※福島の桃

甘〜い🍑



司馬遼太郎著 

街道をゆく『白河・会津のみち』

白河の関より一部抜粋

深山にいるような感じがするが、しかしこの丘全体は孤立した隆起で、付近のどこの山ともつながっていないのである

関を置くには絶好の場所であり、それに、岩山ではなく、すべて土であり、空濠や土塁をきずくのにまことにたやすい



2024年7月7日参拝



白河関跡



白河神社

所在地  福島県白河市旗宿関の森120

創建   135年

ご祭神  白河国造・伊乃自直命 

                (シホイノコジノアタイノミコト)

     天太玉命、中筒男命、衣通姫命