山梨2日目は小雨傘

西から台風が近づいていると言う予報を受けて、

通勤渋滞前に首都高を抜けられるよう、スケジュールを組みました

 

  山梨県立考古博物館

大型バスで来た、校外学習の中学生たちと一緒になりました🚌

熱心にメモする子、はしゃいで叱られる子

いつの時代も変わらない光景ですニコニコ

 

縄文式土器

複雑で美しい文様は、謎であり魅力的

 

山梨県の縄文土器は、

日本遺産 降る中部高地の縄文世界

の構成文化財に認定されています
縄文時代、山梨県は日本列島の中でも人口が密集した地域であり、豊かな文化が栄えました乙女のトキメキ
 

説明によると、この土器には4人のヒトが描かれているとかランニング

土器は縄目文様が一般的と思っていましたが、ヒト型のモチーフが描かれるんですね

こんなふうにデフォルメされたヒトが表現された縄文式土器は、初めて見ましたびっくり

 

左側の丸い頭が男性

右側の三角頭が女性

男性にはシンボルがついてるとの説明ですが・・・

あれかしら?てへぺろ

 

棒人間たちは、手を曲げてまるで踊っているようです

 

 

 

可愛いお顔の土偶いましたピンクハート

左上は※いっちゃんと呼ばれ、博物館のマスコットキャラです

いっちゃんの髪は蛇を模していて、顔には刺青があります

一の沢遺跡から発掘されたのでいっちゃんと命名されました

 

人面装飾付き土器

わぁ、女神が装飾されています

土器自体が女性の身体を表しているのかもしれません

  

 

こちらは表面に女性の顔が彫られています

 

金箔鯱瓦(きんぱくしゃちがわら)

安土桃山から江戸にかけて拠点となった甲府城跡から出土しました

 

獅子留蓋瓦(ししどめふたがわら)

留蓋瓦は雨漏りを防ぐために屋根の四隅にある瓦です

こちらも甲府城跡から出土しました

 

人形付き鬼瓦(風神・雷神)

人形を張り付けた飾り瓦で、鬼門除けとして甲府城に掲げられていたと思われます

俵屋宗達の「風神雷神図」をヒントに復元されました

 

 

美しいこんもり古墳

丸山塚古墳

 

向こうに見えるのは前方後円墳の

銚子塚古墳

県下最大規模です

 
 

 

 

ご当地マンホール

縄文式土器が6つデザインされています

カラーマンホールも見たかった

 

 

  山梨県立美術館

20代の頃

わざわざ山梨まで行って鑑賞したミレー

時を経て、もう一度観たくなりました

 

手で見るミレー?

数十年ぶりに対面したミレーの名作に感動したのはもちろんの事、気になったのはミレー館入口にあるこちらのコーナーです

 

説明文には点字が打たれています
 

絵にも点字による説明があり、視覚障害のかたは、手で触ることにより絵画を想像して楽しむことができます

こちら↑は「落ち穂拾い、夏」

 

ミレーの「種をまく人」が立体的なレリーフになっています

表面が凸凹になっており、手で触ると輪郭やタッチが感じられます

山梨大学、山梨県立大学、そしてイタリアのアンテロス美術館の共同制作です

 

視覚障害をお持ちの方にとって、

絵を鑑賞するひとつの方法として、素晴らしすぎる取り組みだと思います

もっともっと全国に広がってほしいと願います乙女のトキメキ

 

 

2024年5月28日

 

 

山梨県立考古博物館

 

 山梨県立美術館