大吉原展

 

東京藝大美術館で開催されている『大吉原展』

京都の橋本で、遊郭について興味を持ったばかりでしたので、グッタイミングウインクでした

 

平日なのに大混雑

こんなに混んでるの⁉️と思ったら

ちょうど藝大の入学式の日(4/5)でした

 

花魁道中

 

 

 

 

 

辻村寿三郎他による江戸風俗人形

場内はこちらのコーナーだけ撮影OKです

 

 

 

 

 

↑このチラシやポスターに使われている絵は

喜多川歌麿の「吉原の花」です

桜と遊女、どちらの花も満開桜

 

ワズワース・アテネウム美術館(米)から日本へ

久しぶりの里帰りです

 

禿(かむろ)を連れて歩く花魁

前を歩く禿の、かんざしやぽっくりが可愛いです

吉原が情報の発信地でもあった一面が感じられます

花魁の着物は龍🐉!

威厳を感じます

 

出典 国立国会図書館 錦絵で楽しむ江戸の名所

「吉原仲之町」安藤広重

 

『大吉原展』はとても見応えがあり

予定時間をかなりオーバーして鑑賞しました

 ↑写真は、レンガと窓が素敵な東京藝大

 

自分のお土産に買った花魁のファイル

 

 

 

吉原神社

 

藝大から谷中まで歩き、

そこからバスで吉原神社へ行き、お散歩しました

吉原遊郭時代には、花魁たちも参拝していたと古書に記されています

 

台東病院の隣にあり、こじんまりとした境内です

 

仁王像

 

お穴様

初めてです、お穴様って。

地中に土地をお守りする神様がいらっしゃるそうですお願い

 

胸を膨らませた狛犬がいらっしゃいました

 

尻尾が面白い形だったのでパチリカメラ

よく見たら、あばら骨もあります

 

逢初桜

恋焦がれている人に逢えるという逢染桜桜

参拝した日は花冷えで、まだ2分咲き程度でした

 

吉原弁財天

吉原神社から徒歩1〜2分で、弁天堂に着きます

めっちゃ派手でオドロク

藝大の学生が描いたそうです↑

 

関東大震災で犠牲となった吉原遊女490人のための慰霊碑がありました(写真上↑)

大火に襲われた遊女たちは、弁天池まで逃げて沈んでしまったとか・・・タラー

今や弁天池(写真右下↑)は、金色の鯉が泳ぐ小さな池となっていました

 

 

 

吉原の出入口は大門(おおもん)ひとつだけでした

出典 国立国会図書館 錦絵で楽しむ江戸の名所

「廓中東雲」安藤広重

 

現在の吉原大門跡

危うく通り過ぎるところでした

ここから先が吉原遊郭のメインストリート、仲之町通りだったのですね

 

↑スカイツリーが見えます

 

吉原遊郭の周囲は塀が建てられ、さらにその周りにはお歯黒どぶと言う堀がありました

遊女の逃亡を防ぐためです

 

土手通りという名前から、お歯黒どぶはこの辺かなぁと思いを巡らし歩いてみました

 

突然、矢吹丈が立っていました🥊

あしたのジョーのゆかりの地なの??

力石徹とのアッパー格闘シーンは忘れません

 

土手通りには、私の大好きな文化財建築が並びます

 

奥の天麩羅のいせやは明治22年創業

吉原遊郭が最盛期の頃は、24時間営業だったそうです

 

14時過ぎても行列ができていました
 
吉原への通い道、近くの社寺など、
お散歩欲が掻き立てられますあしあと

 

 

2024年4月5日

 

 

大吉原展

 

 

 

吉原神社

所在地  東京都台東区千束3-20-2

ご祭神      倉稲魂命(うがのみたまのみこと)

     吉原弁財天:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)