【参道狛犬展】
神社の参道の両脇に置かれている狛犬を参道狛犬と呼びます。
この参道狛犬の魅力にとりつかれたのが、市川市在住の山元環樹氏です。
参道狛犬ナビゲーター・参道狛犬紀行家として多くの神社仏閣を訪ねて、狛犬の魅力を日々SNS等で伝えてくださっています。
第1回目の参道狛犬展(こまぱく2018)で、祖父の野田平業の狛犬を写真展示して下さり、山元さんとはその時からのご縁です
市川市の森の中の洋館「木内ギャラリー」で開催されました。
貴族院議員であった木内重四郎氏の邸宅を復元・再築した建物です。
レトロ建築が好きな私にはたまりません
10年間で約2000社以上の社寺を巡られたとか。
山元さんの狛さんぽの極意です。
この他「境内を隅々まで歩こう」「狛犬のサイズを測ろう」「SNSで共有しよう」等々、愉しみ方が満載でした。
山元さんの狛さんぽ七つ道具です。
私はこの他に、虫刺され薬、絆創膏、メジャー(サイズ計測用)、メモ帳とペン、チャック付の大小の袋(小物、パンフレット、拾った落葉なんかを入れています)等を持参します。
※写真はHPより引用しました。
木内ギャラリー 旧応接間
展示物は言うまでもなく、こちらのギャラリー建築の美しい事
暖炉、窓など美しく復元されています。
工芸品・民芸品としての狛犬が多く展示されていました。
山元さんの写真は美しく、キャプションもわかりやすく丁寧です。
お顔ひとつとっても、こんなに個性豊かでユニークな子たちばかりです。
私は浮世絵も好き。
美人画の背景に獅子山があり、ちゃんと狛犬が描かれています
千葉版、全国版の狛犬MAPができたら面白そう
山元さんのご自宅コレクションの数々…奥様の優しい理解も必要です
参道狛犬の紹介だけでなく、歴史や変遷もたどることができます。
明治後期から大正前期にかけての近代建築様式(和洋折衷)です。
木内氏は、市川市国府台(こうのだい)の丘の一万坪の敷地に、このおしゃれな洋館を建築しました。
童話の世界の様な佇まいの洋館です
2021年7月訪問
HP狛犬千万無量
※今回の掲載は、山元環樹氏の許可を得ております