アニメの「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」は、放送が始まった当初。
私はコタツに入りながら、クセ強い画を見て、苦々しく思った。
“どうせ、仮面ライダーを知らない若造の漫画家が、ネタとして、資料を読んで、二次創作のように面白おかしく、仮面ライダーを茶化すのだろう。”
仮面ライダーというものは、庵野さんがリスペクトして「シン・仮面ライダー」を手掛けるくらい、簡単に踏み込んでいけない領域なのに・・・。
思えば・・・
私は小学1年生ぐらいの時に、仮面ライダーV3が放送されていた。
それまでの仮面ライダー1号、2号は私よりも上の世代の人たち、兄たちの世代のものだった。
仮面ライダー人気を語る時、カルビーの仮面ライダースナックのおまけのカードを切り離すことはできない。ガンダムでいう、ガンプラのようなものだ。
カルビーの仮面ライダースナックのおまけのカードが重宝され、その持っている枚数が子供たちのステイタスに直結した。当然、私たちは、兄たちの世代には到底及ばす、圧倒されていた。
仮面ライダースナックは、美味しいものではなかった。甘じょっぱくて、ベタ付いていて、すぐに食欲を無くした。同じカルビーでも、現在のサッポロポテト バーべキュー味とは同じ会社が作ったものとは思えない出来であった。あの時代、カルビーはそんなものを売っていたのだ。それを皆、仮面ライダーカード欲しさに我慢して買ったのだ。当たりが出れば、アルバムがもらえた。カードとアルバムの数を必死になって競っていたのだ。
しかし、仮面ライダーV3が現れた。
しかも、仮面ライダー1号、2号は、怪人カメバツーカを倒すために、太平洋上で自らの命を犠牲にしてしまう。カメバツーカの身体の中には原子爆弾が組み込まれていたのだ。パンチ、キックなどの接近戦しかできないライダー1号、2号はカメバツーカを倒せば、当然核爆発して自分たちも巻き込まれてしまう。だから、そんなことを承知の上で、後の世界の平和を V3 に託したのだ。
つまり、もう仮面ライダーV3しかいなくなったのだ。
仮面ライダー1号、2号のカードをアルバム何冊も集めていた兄たちの世代は、茫然(ぼうぜん)自失した。
それまでの仮面ライダー1号、2号のカードの価値は暴落した。
皆のステイタスは、一旦白紙、リセットされたのだ。
そうして、私ら、新しい世代は兄たちの世代と同じ土俵の上に立つことができるようになった。
時代の変わった、兄たちの時代は終わり、私たちが台頭する時代になったことを仮面ライダーV3は告げてくれたのだ。
だから私たちは、オレンジ色と緑色のツートンカラーという、何ともちゃらく、軽い色彩であっても、V3を支持、応援した。
当時は滑り台を上まで登り、坂を滑るのではなく、台の上から飛び降りてライダーキックをする子供たちが続出したのだ。私もそうだ。そのため、1つの公園につき1人くらいは捻挫、骨折をしていた。
そもそもテレビでは、仮面ライダー以外にも、あの当時は熱い番組が多かった。最近映画になった「俺たちの旅」もあの頃だった。アイドルでは 西城秀樹 だ。テレビ画面の中は熱いものだらけだった。
だいいち、仮面ライダーのメンバーを出すならば、やはり仮面ライダーアマゾンは必須だったのではないか。仮面ライダーアマゾンになりたいと思う人がいなかったとでも思っているのか・・・。
まぁ、私にとって、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」はそんな目線で、常に不信、疑念を持って見続けるアニメなのであったが、最終回に東島が蝙蝠男をライダーキックで倒した時は、じーんと来た。
よくやった!! 私も涙で溢れそうになった。
でもその最終回が来る前に、放送数回を経たところで、オープニングテーマ曲の歌声に気付いてしまう。
後半に出てくる この声は、松崎しげる さんではないか。
曲名「Wanna be」
VIDEO
松崎しげるさんと言えば、昭和の歌謡曲を振り返る番組では、定番の「愛のメモリー」https://www.youtube.com/watch?v=MiZnZg0TQZY
をいつも歌っていて、そのイメージしかない。
一方で、かつての国民的TVドラマ「噂の刑事 トミーとマツ」で先輩刑事役もやっている。
女にモテたくて、背を高く見せるために6,7cm底上げされた靴を常に履いていて、何かというと仕事をサボりたがる、頼りないくせに、後輩には大威張りする超三枚目のおっさん役だ。
ところが、この「噂の刑事 トミーとマツ」のエンディング曲も松崎さんが唄っていて、これが甘いバラードで、そのギャップがカッコよかった。
「ワンダフル・モーメント」
https://www.uta-net.com/movie/68250/
ニコニコ動画では、
https://www.nicovideo.jp/watch/sm2881141
あと、肌が黒いことは第一の外見的特徴で・・・ちなみに9月6日(=クロ)は「松崎しげるの日」と日本記念日協会認定から記念日に制定されている。
松崎しげるさんに対しては、そんなイメージであろう。
私は十数年前によく西麻布の通りを行き来していて、ゆっくりとした坂を上っていくと、松崎さんの事務所があって、時々、本物の松崎しげるさんをお見かけしましたね。
1Fのところの駐車場のところで椅子に座って ぐてーとしていたり、人を集めて、バーベキューパーティーみたいなことをしていたり・・・。
で、現在、76歳ですよ。
まさか、こんなアニメの曲を歌うなんて・・・。
高齢者相手の地方巡業ディナーショーばかりで、めっきり影を潜めていたかと思っていたら、いきなり降臨してきた。
ここで、松崎しげるさん個人のホロスコ―プを見てみましょう。
生年月日は、1949年11月19日であります。
【ここでホロスコープ初心者の方のためにアスペクト(角度)のことを簡単に伝えると、星同士の角度が0、60、120度の時は“吉角、ソフトアスペクト”と言って、良い働きをする角度。90、180度、つまり直角か、真裏に星が来ると、“凶角、ハードアスペクト”と言って、強く出過ぎて、害になりやすい影響を与える角度。詳しくは私のサイト を見てね。】
※つぼぼチャート の作成したチャートに近い形でお伝えします。
金星♀と天王星♅が180度凶角 になっています。これは趣味やセンスがかなり個性的なことを意味しています。天王星♅の凶角の場合、センスが飛び抜けてしまうので、周囲からは理解されないこともあります。
松崎さんの場合は、あの歌声ですかね。
前にブログで、Vaundyさんのこと を書いた時、彼には、金星と冥王星の180度凶角がありましたけどね。
金星♀と、土星♄より遠いゆっくりな星との凶角があると、センスが飛び抜けてしまうようですね。
そして彼には、もう一つ、金星♀と海王星♆の90度凶角 があって、これは“色気星” と私は呼んでいますが、まぁ、色気があるということですよ。下のチャートを見てもらえますかね。
目立つアスペクトだけ読むと、そんなことが分かるのですが、注目したいのは、松崎しげるさんの「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の初回放送時(10月5日0:30放送)の運気を診てみましょう。
ある個人の時期の運気を鑑定する場合、トランジットのダブルチャートを作成します。
内側の円に松崎しげるさんの生年月日。外側の円には、2025年10月5日0:30の日付で作っていきます。
緑の線で描かれた三角形はグランドトラインという吉角の複合アスペクトです。グランドトラインというのは、120度吉角が3つ組み合わさった強い吉角アスペクトです。
太陽☉、水星☿、木星♃、土星♄のグランドトラインは、未来への地固めにつながるような情報発信力が上がる時期であります。
もう一つのグランドトライン、月☽、火星♂、天王星♅はスピード感を上げるアスペクトです。
火星♂と天王星♅のアスペクト は健康に関わる星並びと言われ、吉角の場合は健康運をアップさせます。うまく使えば、人生の更新する強い推進力が出てきます。月☽も関わっていますので、特にメンタル面での健康運が良い時期です。元気にさせているのでしょう。
もう一つ注目したいアスペクトして、木星♃、天王星♅、冥王星♇が120度吉角上に並んでします。
木星♃と冥王星♇の吉角 は、“ミリオネア星” と言って、大きな財運、仕事運を意味します。
また木星♃と天王星♅の吉角は、棚からぼた餅的なサプライズラッキーがあることを意味しています。
ですから、この3つの星が絡むと、かなりの財運、仕事の上昇を示しています。
このダブルチャートは、松崎さんの2025年10月5日の運気とも言えますが、アニメ番組「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」との相性とも言えます。
松崎さんは、この「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の制作に参加することで、情報発信力、財運、仕事運、メンタル面での健康運がアップするということです。
まぁ、実際、このアニメのオープング曲を唄うことで、若い層にも松崎さんの親近感が上がったわけですからね。
ここまで話を展開しておいて何ですが、私個人からすれば、
松崎しげるさんといえば・・・手塚治虫先生の「火の鳥」の実写版映画の曲なんですよ。
正直、あまり知っている人はいないです。
1978年上映された東宝の映画で、監督は市川崑。市川崑と言えば、東京オリンピックの公式記録映画を撮った人ですよ。
脚本が詩人の谷川俊太郎。谷川俊太郎って、小学生の教科書に出てくる人ですよ。
この2人だけでもすごいのに、出演者が草刈正雄、若山富三郎、仲代達也、大原麗子、由美かおるですよ。ついでに子役で 尾美としのり まで出ています。凄すぎて敬称略で語らせてもらいました。
大物ぞろいですよ。
残念ながら、興行的にはパッとせず・・・私も観ましたが・・・まぁ、手塚先生の作品には時々こんな風に外してしまうことがありますよね。
で、曲の方も大物ミッシェル・ルグランが作曲し、谷川俊太郎が作詞。演奏はロンドン交響楽団。
どれだけ力を入れていることか。
でも、何だか、この映画は東宝の黒歴史なのか、あまり後世に知られていない。だから、松崎さんの「火の鳥」も埋もれてしまっている。
ただ、私が個人的に、なぜ、松崎しげる=「火の鳥」なのかというと・・・小学生の頃、初めて我が家に入ってきたレコードがこの「火の鳥」だったのだ。
兄が初めて買ったレコードで、よって、何度も聴くこととなったのだ。
夏休みだったと思う。
つまり、家で初めて聞いたレコードが、松崎しげる だった。
ランニング半ズボン姿で寝そべりながら、そのロンドン交響楽団に負けない 色気ある歌声にうっとりしていましたよ。
その年の夏は、繰り返しずっと聴いてましたね。
レコードはこれしかなかったし。
今は、YouTubeでも聴けるのですが、公式チャンネルではなく、どなかの個人のアカウントなんですよね。
だから、いつか消されるかもしれない。
YouTubeにアップしていないなんて、レコード会社も「火の鳥」は無かったことにしようとしているのですかね。
私は個人的に思い入れのある曲ですが、
実際、松崎しげるさんを代表する、壮大なスケール感のある名曲だと思いますよ。
これも松崎さんしか唄えない曲ですよ。
いや、松崎さん以外には唄ってもらいたくないですね。
ニコニコ動画なら(こちらはB面も聴けます)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm11545855
YouTubeなら
https://www.youtube.com/watch?v=tGpxZAXaQEU
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イラストは生成AIに描いてもらいました。