子供を持つようになってから、幼児虐待や育児放棄などのニュースが目につくようになった。
そして、また昨日も信じたくない、目を背けたいニュースがあった。風俗店に勤める母親が3歳と1歳8ヵ月の子供を自宅マンションに放棄し餓死させたという事件だ。子供達には水や食料はおろか、部屋は冷房もついていない状態で、発見された時には暑かったのだろう、長男が次男の服を脱がせてあげ、二人共に全裸で寄り添って亡くなっていたという。本当に心が裂かれるような悲しい事件だ。
母親は風俗の仕事がきつかったという。
以前なら、母親を信じられない。人間じゃない。と自分とは全く関係ない世界で起きている出来事のように感じていたが、今は違う。育児の大変さを身をもって体験した今は、自分も精神的に極限まで追い詰められたらわからない。と思う。あたしだけでなく、全てのごく普通の母親がそうだ。
誰にも頼れない、自分一人での育児、息抜きする時間もない。その育児ノイローゼ一歩手前の精神状態だったら、わからない。
大抵、子供に向けられる不の感情は子供が直接的な原因ではないのだと思う。自分が何か他のことで精神的、肉体的に追い詰められていて、その感情をうまくはけられない場合に、子供に矛先が向いてしまうのでは…と思う。
こんな悲しい事件は本当にもう聞きたくないが。
本来、子育てなんてストレスの連続が当たり前なんじゃないか。雑誌に紹介されているような小綺麗で毎日が充実してそうなお母さんなんてごくわずか。みんな髪振り乱して、自分のことなんか二の次で、子育てしてる。マリア様のような笑顔で子供に微笑みかけている…あるべき理想の母親像に縛られていると、知らず知らずのうちに自分を追い詰めることになる。だって、そんなの現実じゃないもん。
だから、あたしは子育て=ストレス満載

って前提のもと、いかにそのストレスを発散させて自分の精神を安定させるか。を目標にしたいと思っている。
自分に余裕がなくなって、お母さんから笑顔が消えてしまうのが子供にとっても一番良くないと思うから。いかに、自分が毎日ハッピーでいられるかが、子供のハッピーに繋がるのでは

こんな悲しい事件を繰り返さないためにも、母親の責任を果たすためにも。