こんにちは。リラク店元店長です。
足裏に痛み、痺れなどがあると、腰やお尻や足裏に問題があるのかと思いますが、そうではない場合もあります。
〈解剖〉
坐骨神経は、腰椎4番~仙骨3番から出て骨盤の内側を通り、お尻、太ももの裏を通って膝裏の少し上で、脛骨神経と総腓骨神経に分かれます。脛骨神経はそのまま下に向かって、ふくらはぎを通り、内くるぶしの後方を通り、屈筋支帯の下を通って、内側足底神経と外側足底神経に分かれ、足底に行きます。(総腓骨神経は省きます。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/26/2f/j/o2063115713922123018.jpg?caw=800)
屈筋支帯の下のトンネル(足根管)を、筋肉、腱、神経、動脈、静脈が通る。
〈原因〉
足根管の管腔縮小
①外傷・・・骨折、捻挫、挫傷、水腫、繊維化
②オ血、静脈炎
③足の外反変形
足根管内の組織過多
①筋肉の炎症、腱鞘炎、嚢腫
②リウマチ、滑膜の水腫、滑膜の炎症
③先天性の解剖学的異常
④体重増加(大量の脂肪の蓄積)
⑤静脈瘤
⑥神経鞘瘤(良性腫瘍)
⑦薬物による組織の増殖
〈症状〉
片側の場合が多い(両側もある)
肥満の人
足裏に灼熱感、刺痛感がある
運動後に症状が重くなるが、休息しても痛みがある
睡眠中も痛みで目が覚める
起立、歩行時に症状が悪化する
痛みはふくらはぎの内側に放射性に起こる事もあるが、一般的には膝関節は越えない
足底感覚の低下または消失がある。(内側の神経は3本半。外側の神経は1本半。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/5f/29/j/o2564083113922124133.jpg?caw=800)
内側足底神経は、親指から薬指の半分を支配します。外側足底神経は、薬指の半分と小指を支配します。
〈検査方法〉
①チネルサイン・・・内くるぶしの下部に叩打、重圧を掛けると足裏に痛み、痺れが生じる。
②足を外反、背屈、酷いと下肢伸展挙上時に足底面に痛み、痺れを感じる。
③内くるぶし後下方に菱形の腫塊、小結節を触れる。
④内側足底神経、外側足底神経の支配筋肉が萎縮する。(特に母趾外転筋、小趾外転筋、第1・2骨間筋)
⑤神経への栄養状態が変化すると、皮膚が乾燥して汗が出ず、皮膚が青紫になり、冷えて潰瘍となる場合もある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/04/fd/j/o2031071013922124252.jpg?caw=800)
内側足底神経、外側足底神経(分かれる前の所は脛骨神経)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/09/0a/j/o2010146513922124507.jpg?caw=800)
足の外反
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/06/a0/j/o1986204713922124560.jpg?caw=800)
足の背屈
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/91/6b/j/o2204136013922124614.jpg?caw=800)
下肢伸展挙上(膝は曲げずに脚を上げる)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/66/5d/j/o1659301513922124813.jpg?caw=800)
母趾外転筋、小趾外転筋
骨間筋
〈自己ケア〉
風寒湿邪の侵襲を避ける。
足首(足関節)の運動を減らす。
体重を落とす。
足裏に痛み、痺れなどがあると、腰やお尻や足裏に問題があるのかと思いますが、そうではない場合もあります。
〈解剖〉
坐骨神経は、腰椎4番~仙骨3番から出て骨盤の内側を通り、お尻、太ももの裏を通って膝裏の少し上で、脛骨神経と総腓骨神経に分かれます。脛骨神経はそのまま下に向かって、ふくらはぎを通り、内くるぶしの後方を通り、屈筋支帯の下を通って、内側足底神経と外側足底神経に分かれ、足底に行きます。(総腓骨神経は省きます。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/26/2f/j/o2063115713922123018.jpg?caw=800)
屈筋支帯の下のトンネル(足根管)を、筋肉、腱、神経、動脈、静脈が通る。
〈原因〉
足根管の管腔縮小
①外傷・・・骨折、捻挫、挫傷、水腫、繊維化
②オ血、静脈炎
③足の外反変形
足根管内の組織過多
①筋肉の炎症、腱鞘炎、嚢腫
②リウマチ、滑膜の水腫、滑膜の炎症
③先天性の解剖学的異常
④体重増加(大量の脂肪の蓄積)
⑤静脈瘤
⑥神経鞘瘤(良性腫瘍)
⑦薬物による組織の増殖
〈症状〉
片側の場合が多い(両側もある)
肥満の人
足裏に灼熱感、刺痛感がある
運動後に症状が重くなるが、休息しても痛みがある
睡眠中も痛みで目が覚める
起立、歩行時に症状が悪化する
痛みはふくらはぎの内側に放射性に起こる事もあるが、一般的には膝関節は越えない
足底感覚の低下または消失がある。(内側の神経は3本半。外側の神経は1本半。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/5f/29/j/o2564083113922124133.jpg?caw=800)
内側足底神経は、親指から薬指の半分を支配します。外側足底神経は、薬指の半分と小指を支配します。
〈検査方法〉
①チネルサイン・・・内くるぶしの下部に叩打、重圧を掛けると足裏に痛み、痺れが生じる。
②足を外反、背屈、酷いと下肢伸展挙上時に足底面に痛み、痺れを感じる。
③内くるぶし後下方に菱形の腫塊、小結節を触れる。
④内側足底神経、外側足底神経の支配筋肉が萎縮する。(特に母趾外転筋、小趾外転筋、第1・2骨間筋)
⑤神経への栄養状態が変化すると、皮膚が乾燥して汗が出ず、皮膚が青紫になり、冷えて潰瘍となる場合もある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/04/fd/j/o2031071013922124252.jpg?caw=800)
内側足底神経、外側足底神経(分かれる前の所は脛骨神経)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/09/0a/j/o2010146513922124507.jpg?caw=800)
足の外反
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/06/a0/j/o1986204713922124560.jpg?caw=800)
足の背屈
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/91/6b/j/o2204136013922124614.jpg?caw=800)
下肢伸展挙上(膝は曲げずに脚を上げる)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/18/tsubatadou/66/5d/j/o1659301513922124813.jpg?caw=800)
母趾外転筋、小趾外転筋
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170425/20/tsubatadou/b5/7a/j/o0335096013922201439.jpg?caw=800)
〈自己ケア〉
風寒湿邪の侵襲を避ける。
足首(足関節)の運動を減らす。
体重を落とす。