これまで、第2段の調査として「産業」や「仕事」に関する内容を調べてもらいました。
皆様は自分の暮らす燕三条地域、そして今暮らしている時代で、お仕事をされている方の人数はご存知ですか?
三条市:
2009年 53,330人
2015年 51,550人
燕市:
2009年 45,309人
2015年 43,403人
(出典 地域経済分析システムRESAS)
なのですよ。この数字だけ見てもピンとは来ないと思いますが、私の時代の2040年ではこの人数が
三条:38,458人 、燕 :31,874人
(2009年~2015年の減少率を元に計算)
となり、約25%も減っています。
この働く人減少について「未来のこと」と考えないでほしいのです。
既にあなた達の時代からその影響は出ています。
2014年に燕商工会議所が事業者向けに行ったアンケートでは、半数近くの事業所が「自分の代で廃業」と答え、このうち約40%の経営者が70歳以上でした。また、後継者が不要と回答が全体の44.7%、そのうち92.8%の方が理由として選んだ内容は「自分の代で廃業予定」です。
出典:越後ジャーナル記事
労働人口が少なくなったことが問題なのではありません。燕三条地域よりも人口の少ない地域であっても市民が活き活きと生活している地域もあります。
問題なのは、ご年配の経営者が多い中での
若者世代の減少
なのです。
今回は労働人口についてお話しさせていただきましたので、次回は事業所数についてもお話ししますね。
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●燕三条 Dream Project 特設サイト
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