こんにちは。ただの地理好きです。

 

想像上のひとり旅。

今回は、こんな内容で書いてみたいと思います。

日本国内をひとりで旅行するときに

どんなところを巡るのか?

いくつかのルールをもとに旅行の行程を

想像します。

 

設定したルールは

●場所は日本国内:発着は東京駅

●ひとり旅を想定して、ひとりでも楽しめる

 場所を訪れる

●さくっと1泊2日で想定

●1つの市で1か所か2か所だけ訪問

 1つの市をたくさん巡るよりも

 できるだけたくさんの市を訪問

●鉄道で行きやすい場所に行く

※移動移動を繰り返し、せわしない行程

 となっていますので本当の旅行プラン

 としてはお薦めしません。

 

訪れる場所の情報も入れて

書いていきたいと思います。

それでは、旅のスタートです。

 

 

1日目【上越市高田】

東京駅を出発し北陸新幹線で上越妙高駅へ。

上越妙高駅がある上越市は、新潟県で

新潟市、長岡市に次ぐ第三の都市になります。

えちごトキメキ鉄道に乗り換えて高田へ。

城下町高田の町並みと高田城を楽しむ。

 

上越市は、直江津と高田が合併してできたので

直江津と高田の2つの中心地があります。

 

高田には、歴史のある町家が立ち並び

歩いているだけでも歴史を感じられます。

町家には、中を見学できるものも。

また、雪国特有の雁木(がんぎ)(現代の

アーケードのような雪よけ/家々の屋根を長めに

して歩く場所に雪が積もらないようにした構造)

も見ることができます。

 

上越市には、上杉謙信の居城であった山城の

春日山城もありますが、今回は駅から歩いて

いける距離にある高田城を訪れることに

しました。(30分ほど歩く必要あり。)

 

高田城の天守(三重櫓(さんじゅうやぐら))

は復元したものです。

ほとんどの構造物は明治時代初めに焼失

あるいは廃城令によって取り壊されました。

遺構は本丸土塁などわずかになります。

(日本のほとんどの城は、廃城令による

取り壊し、あるいは太平洋戦争の空襲による

焼失やその他の様々な理由によって天守が

残っていません。江戸時代以前の天守が

残っているのは12城のみ)

 

高田城まで往復で1時間ほど歩いたので

多少疲れましたが、健康にはいいので

良かったです。歴史ある町並みを楽しむ

ことができ、充実感がありました。

 

 

1日目【富山市】

再び上越妙高駅に戻り、北陸新幹線で

富山県の県庁所在地富山市へ。

 

富山市は、富山藩の城下町として栄えました。

富山といえば「とやまのくすり売り」が有名

ですね。薬業が発展しました。

また、ガラス作りも盛んです。(薬びんの製造

という薬作りの周辺産業として発展したそう。)

 

富山駅から市内電車(路面電車)に乗って

個性的なガラス張りの外観が印象的な

富山市ガラス美術館&富山市立図書館へ。

この建物は外観の見た目も特徴的だが

中も特徴的な構造で美しい空間。

建物の内部構造の美しさに感動しました。

 

富山市で昼食をとります。富山湾は

白エビや寒ブリ、ほたるイカなどの魚介類で

有名ですので、お寿司をいただきました。

回っているお寿司でしたが、新鮮なだけに

大変おいしかったです。

 

環水(かんすい)公園をちょこっとだけ散策して

富山駅に戻ります。環水公園には世界一美しい

といわれるスターバックスもありますので

そこで休憩してもいいかもです。

 

時間があれば、路面電車や、環水公園からの

富岩水上ラインで運河クルーズを楽しみながら

富山湾沿いの岩瀬地区を訪れてもよいかも。

(歴史の教科書に出てくる西廻り航路の

北前船の港町で、歴史を感じられる

町並みが残っています。)

 

 

1日目【高岡市】

あいの風富山鉄道で高岡駅へ。距離的に

そう遠くないため富山から高岡までは

あいのかぜ富山鉄道で移動。

高岡市と言えば、奈良・鎌倉とならび

日本3大仏とも称される高岡大仏が

有名ですが、今回は別の場所へ。

 

高岡市は歴史のある街で、昔の町並みが

残っている地区があります。

今回は土蔵作りの町並みが残る山町筋へ。

新幹線の新高岡駅からは遠いですが

JR在来線と、あいの風富山鉄道の高岡駅

からは徒歩10分程度で行くことが

できます。山町筋からさらに10分歩けば

こちらも歴史ある金屋町にも行くことが

できます。

 

というところで、充実の1日目が終了。

夕食は、「富山ブラック」と呼ばれる

ラーメンを食べました。

スープが黒い、醤油ベースのラーメンです。

力仕事をされる方々に向けて提供された

ものがルーツですので、味は濃いめ。

かなりの距離を歩きまわって疲れていたので

濃いめの味のラーメンがとても美味しかった。

 

高岡にて1泊。

 

 

2日目【雨晴(あまはらし)海岸】

JR高岡駅から氷見(ひみ)線に乗って

雨晴(あまはらし)海岸へ。

あまはらし駅到着前には、以前にもこのブログ

でご紹介した、海岸線にとても近い場所を

走るため、まるで海の上を走っているかのような

感覚が味わえる場所があります。

海の上を走っている疾走感が心地良かった。

 

あまはらし駅に到着。海岸は駅のすぐそばです。

岩松そしてバックに立山連峰という雄大な景色を

満喫。再びJR高岡駅に戻ります。

 

 

2日目【金沢市】

高岡駅からあいのかぜ富山鉄道(IRいしかわ鉄道)

に乗って石川県の金沢市へ。

新高岡駅から新幹線でもいけますが、乗り換え等

もあり、所要時間がそんなには変わらないため

あいのかぜ富山鉄道で移動し、金沢に到着。

 

金沢は、加賀百万石の城下町。様々な観光地が

あります。金沢と言えばここ、という鉄板の

場所にはなりますが、日本三大庭園のひとつ

兼六園や、金沢城跡、長町武家屋敷跡を訪れます。

さすがに人気観光地だけあって、観光客の方々が

たくさんいました。外国人観光客も多かったです。

 

兼六園のすぐそばの金澤神社が静かな

雰囲気でほっとできる場所でした。

 

昼食は、「金沢カレー」を食べました。

濃厚なルー、そしてトンカツがボリュームが

あって満足感があり、おいしくいただきました。

 

その後、主計町(かずえまち)茶屋街を訪れ

歴史と風情を堪能したところで、金沢駅より

北陸新幹線で東京駅へ帰りました。

 

移動も多く疲れる旅でしたが、歴史に触れ

風情を感じるとともに、近代的な建築や

空間も感じることができ、充実した旅に

なりました。(とまあ、ふんだんに妄想を

入れつつ旅行の行程を書いてみました。

本当の旅行であれば、もう少し1つの街を

じっくり味わった方がいいかな。)

 

次回は、静岡県編を書いていく予定です。

よろしくお願いします。