【巻き爪予防】には、爪の切り方が重要です!
巻き爪の原因の大きな要素は、爪の切り方です。皆さんは正しい爪の切り方はご存知でしょうか?手の爪よりも、足の爪の切り方は特に気をつけないと、巻き爪(陥入爪)になってしまうなど、トラブルを引き起こしてしまいます。
爪は人間が行う基本的な動きにはなくてはならない器官で、もし、爪がなければ物をつかむことも(手)、立つことも、歩くことも(足)出来なくなる位、大切なところです。
今一度、ご自身の爪の状態と、爪の切り方について見直してみましょう。
正しい爪の切り方イメージ
上記の爪イラストをご覧ください。足の爪の切り方ですが、爪先の白い部分(両端)を四角の形に残し、爪先と皮膚が当たらないように伸ばしておく事が大切です。つまり、足の爪の正しい切り方はまっすぐに切るのが正解です。仕上げの際は(できれば紙の)ヤスリを使って少しずつ削っていくという方法のほうが、キレイに、爪を傷めず短くする事ができます。
ヤスリは爪に対して垂直に当てて、一方向に向かって削ることで二枚爪を防ぎます。爪のカドはに少し丸みをもたせるように整えてください。「過度の削りすぎ」は、巻き爪を誘発する形状となり、陥入爪を引き起こす原因になります。
当所に巻き爪の矯正でご来所されるお客様に共通して言えることですが、「自分の爪の切り方に対して特に考えて切ったことはない」という方が多くおられます。
また、そのお客様は【深爪】が原因で爪のトラブルが生じた、とのことです。
深爪(爪の先の白い部分がない、爪の下の皮膚が見える状態)だと十分な機能を果たせないばかりか、力がうまく伝わらないために不必要な筋力を使い、指先に不便を感じたり、疲れやすくなったり、歩行障害などから二次的な疾患を招くという負の連鎖も考えられます。
爪の手入れ、切る際には巻き爪を予防するためにも、上記の内容を理解した上で行ってください