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今回は、仙骨の話です。
仙骨とは
仙骨は、
背骨の土台となる骨で、
骨盤の中央にあります。
大きさは、
だいたい手のひらくらいで、
逆三角形の形をしています。
(私は逆五角形と表現します)
通常、
5つの椎骨(仙椎)から
16~18歳頃に癒合開始し、
多くの場合34歳までに完全に癒合します。
(幼少期では背骨と同様、独立した状態です。)
仙骨の語源について
現在「仙骨」と呼ばれていますが、
解体新書において
『os sacrum』が護神骨と訳されたものが、
薦骨→仙骨と移行していきました。
仙骨の 「 仙 」 という字は、
不老不死や、不思議な力などを表す文字です。
英語では
「セイクラム(sacrum)」と呼びます。
これは「sacred bone」、
すなわち
「聖なる骨」という意味です。
フランス語では、
「sacre=仙骨の」という意味です。
ラテン語のsacrum 、
「聖所」という言葉を語源に持ち、
「神聖な」、「聖なる」という意味です。
また、
ドイツ語では、kreuzbein。
「kreuz=交差点」、
「bein=骨」、ということで、
「kreuzbein=キリストの架けられた十字架」
という意味があります。
興味深い諸説
『 造語方式による医学英和辞典 』
(広川書店刊、宮野成二 編著)では、
以下のような諸説が記載されています。
①仙骨は死後最後に腐敗する骨であり、
復活の日には、
肉体は仙骨を中心に再構成される
という信仰に基づく。
②仙骨は脊椎、頭骨など重要な骨を載せ、
前方に腸、
特に男女の生殖器などを支え、保護する、
すなわち霊器を守る骨であり、
あたかも神に供するが如くである。
昭和20年まで薦骨と書かれたのは神に供する、
すなわち神に薦(すす)めるの意による。
③実際に、仙骨がいけにえの儀式に供されたという説。
語源だけでも、
興味深いことが沢山ある「仙骨」。
次回は、さらに深掘りしていきます。
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