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『人は考える葦である』
と、パスカルは言いました。
「人間は孤独で弱いが，
考えることができることに
その偉大と尊厳があるとした」
という意味です。
さてさて。
考えごとは、
日常よくする一つですね。
そして、
考えごとの大半は
不安なことについてです。
その不安なことの中身は、
悪い結果、
過去の失敗、
辛い思い、
嫉妬、
怒り、
など。
つまり
頭の中は
良くない情報ばかり。
まだ何も起こっていないのに…
頭の中は、
過去に行ったり
未来に行ったり
大忙しな状態です。
生きている限り、
失敗は起きます。
失敗しないように！
と細心の注意をしていても
起きるときは起きます。
だけど
一見すると
同じ失敗の繰り返しと
思えるような失敗は、
全く同じ失敗ではありません。
元々人間には、
生きるために、
自分が勝ち残るように、
遺伝的な情報が組み込まれています。
だから、
強いものが現れれば
倒したくなるし、
不幸になることを
祈ってしまいます。
そんな自分に
嫌悪しながら、
あるいは
責めながら
生きているのです。
考えれば考えるほど
良いことは考えられなくなり、
相手に対して
いかに倒すか？
というようなことばかり
考えてしまうのです。
考えることを止めるには
現実的な感覚を身につけることです。
まだ起こっていないことや
考えても仕方ないことに
意識を捉えられてしまうと
不安になります。
「自分の仕事が認められなくて悔しい」
「悔しい思いをずっと持ち続けていても
認めてはもらえない」
その思いは通過して
結果を出す努力に
何も考えずに踏み出す。
そして、認めるのは・・・
そう、自分自身です。
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