〜何かを成し遂げたい大学生活〜

 

 

 

大学受験に失敗したものの、

悔しさから滑り止めの大学でも、どでかいことを成し遂げてやる。

そして、優秀なやつに勝ってやる。

 

 

なぜが悔しさよりも闘争心が勝っていた。

 

 

入学した。

 

 

大学1年目

 

 

とりあえずお金を稼ぐためにバイトを始めた。

休日は丸一日引越しバイト、平日は授業後居酒屋バイトをやっていた。

 

しかし、ずっと焦りを感じていた。

 

早く大きな成果をあげたい。

 

そんな中、運動がてらラクロス部の体験会に参加した。

 

大学では起業するために部活には入らないと決めていたが

その考えは一瞬にして覆った。

 

それは先輩からの一言だった。

「日本一にならないか」

 

ラクロス部は大学で数少ない強い部活だった。

日本代表を何人も輩出していた。

 

すごいやつに勝ちたい。

大学で花を咲かせたい。

 

そんな思いが重なり入部を即決してしまった。

 

 

 

しかし、起業する目標は必ず達成したかったため

同時にバイト代で起業の知識を学べて事業作りを経験できる

半年間の起業スクール(WILLU)に入会した。

 

 

 

朝練のみの部活のため、

睡眠時間を削って朝早く部活に行き、

空き時間に事業作りもすることを決めた。

 

 

そこから毎日始発5時34分の電車に乗って

部活に行く日々がスタートした。

 

 

 

起業スクールでは

 

初めて2つの事業作りを経験した。

 

1つ目は、子供服販売。

2つ目は、カフェだ。

(事業作りの詳細は別の記事にまとめているので気になる方はチェック)

 

どちらもいい経験にはなった。

 

入学時点で50人いた生徒は卒業時、自分含めて3人だった。

 

先生は僕らに一言

「起業はいかに継続するかが重要なんだ。」

 

僕は、ピボットしてでも本気で継続することの重要性を学んだ。

 

 

 

スクールに通いながら経営者との繋がりを作ろうと

インスタのDMで自称経営者にアポをとり話を聞きにいった。

 

結果的にマルチ商法の詐欺にあった。

FXの自動売買などの詐欺にもあった。

 

アクティブな学生には怪しい大人や詐欺が近づいてくるものだ。

 

・お金があるのをチラつかせる

・無駄にハイブランドを身につける

・韓国っぽいメイクで少しエロい投稿をする女性

・ぶちあがろうと言う人

 

大学1,2年生は特に気をつけてほしい。

 

直感って大体あってるものだ。

少しでもモヤモヤしたら信用できる大人に相談してほしい。

 

 

 

僕は1年生で多くの人と出会い、沢山の経験をして

人を見る目がついた。

 

 

 

1年生が終わる頃には毎日の部活の努力も実り

東海地区の選抜に選ばれるようになった。

 

 

 

 

 

 

さぁ2年生。

 

もっとでかいことをしたい。

もっと成果をあげたい。

 

そんなことを思っているある日、

親が新聞の記事を見せてきた。

 

 

そこには

同じ大学の同い年の子(Kさん)が載っていた。

ビジネスコンテストで最優秀賞をとったらしい。

 

悔しかった。とにかく悔しかった。

負けず嫌いの自分にとって同じ大学で同い年の子が

自分より先に新聞に載ることは耐えられなかった。

 

 

 

会ってすべて吸収して抜いてやる。

 

 

そう思った僕はすぐさま大学に電話をした。

 

「新聞に載っていたKさんは何学部ですか。」

 

大学側の返答は

「個人情報ですので教えられません。」

 

あたりまえだ。

 

落ち着いて考えたら分かることだがとにかく焦っていた。

 

その後インスタで探して見つけた。

 

今考えたらストーカー並みにキモい。

(今は友達なので安心してください笑)

 

名古屋駅のスタバであって聞きたいことを聞きまくった。

 

するとビジネスコンテストで出会った

あるメンターの方のお陰だと言っていた。

 

スタバを出ると真っ先にそのメンターさんをSNSで

見つけて連絡をした。

 

「Kさんの友達です。」

(嘘です。)

 

実際にメンターの方にZOOMで大きなことをやりたいと

伝えるとVCでのインターンを推奨して頂いた。

 

VCとはスタートアップに対して投資をして

リターンをもらう投資会社のことだ。

 

初めてVCというワードを聞いたが

創業期の会社をたくさん見れることにワクワクして

インターンを探した。

 

その頃、愛知県にはVCのインターンは無かったが

東京でVCが主催する国内最大級のスタートアップイベント(IVS)

が学生スタッフを募集していた。

 

 

それに応募し、初めて一人で東京に行って多くの経営者と会った。

 

刺激的すぎた。

 

スタッフが名刺を交換することは禁止されていたが

色々な経営者の方を繋げてもらった。

 

そこで出会ったのがFUNDINNOのマネージャーと社長だ。

株式投資型クラウドファンティングを運営している会社で

VCよりも幅広い領域を観れると思い、

社長に働かせてくださいと伝えた。

 

 

それがきっかけで大学2年生でインターンを経験することになった。

 

入社後、その会社は証券会社だということがわかり

資格勉強をして無事、入社2ヶ月後から働くことができた。

 

 

そこでは社長とマネージャーと僕の3人チームで

資金調達をしたい会社への営業を担当した。

 

部活は続けたかったため休学をせずにオンラインで仕事をしたため

コミットしきれなかったことに後悔している。

 

しかし、社長の大浦さんやマネージャーの鈴木さんから

沢山のことを学んだ。

 

社長からは営業のコツや伸びる会社の見分け方。

マネージャーの鈴木さんからは視座の高さと巨人の肩を借りる重要性。

 

今後の社会に出て生きていく中で大切なことを教えてくれた

FUNDINNIOの方には感謝しかない。

 

 

インターンを通してスケールする事業を作りたいという欲が

更に湧いてきた。

 

アイデアはまだないが一歩踏み出したい。

 

そう思った僕は、とりあえずビジネスコンテストに申し込んだ。

 

以前、Kさんが受賞した東海学生アワードという名のコンテストだ。

 

アワードは2ヶ月の合宿を通して自分が本当にやりたいことを見つけて

最終日にプレゼンするというものだ。

 

必死に自分がやりたいことを探した。

 

思い浮かんだのは、父親と軽い認知症の祖母との関係性が日に日に悪くなり、

家の中で喧嘩している光景だった。

 

介護関係者にヒヤリングを重ね、

両親の介護疲れを軽減しつつ良い関係性を保つための方法を考えた。

 

ショートステイを即日使えるプラットフォーム『ソクステ』だ。

 

このアイデアは認められ優秀賞を受賞した。

 

 

この経験から社会に良い影響を与える事業を作りたいを思うようになっていった。

 

 

そこから介護事業者向けのDXシステム、

独居老人と学生を繋ぐマッチングサービス『まご助』

などピボットを重ねた。

 

 

しかし、ボランティアが当たり前となっている

介護事業への参入はとてもハードルが高かった。

 

社会保障は整っている日本ではお金を払っていいサービスを利用する

文化が根付いていない領域が存在する。

例えば福祉、介護業界だ。

 

この業界ではボランティアなど善意の搾取が多いため、

支援者が増えない現象が起こっていた。

 

 

社会を本気で良くするには多額のお金が必要だ。

0から社会貢献味が強い事業を立ち上げるよりも、

儲かる事業をしっかりと拡大させてから

そのお金を用いて社会貢献に目を向ける方が

よっぽど社会のためになると感じた。

 

 

社会貢献を推奨しているコミュニティに参加しすぎると

稼ぐことに対してマイナスな感情を持ってしまうし

ビジネス化を考えずらいマインドになるため

注意しようと感じた経験にもなった。

 

 

 

これらの経験から2年生で

どの環境に属するかの重要性に気付いた。

 

 

一方部活では、2年生の終盤に日本代表の選考会に参加した。

東海地区では最年少で選考会に参加したと思う。

 

結果は最終選考で落ちた。

 

悔しかったが2人の先輩が受かったため、

追いつくために練習をもっとしようと感じた。

 

 

 

さぁ3年生。

 

 

 

 

スケールする事業をしたい、そのためにデカい事業を作ることを学べそうな

レベルの高い環境を探した。

 

そこで名古屋市が主催している起業プログラム2つに参加することを決めた。

 

1つめは、グローテック名古屋というグローバル展開を目指す

スタートアップのための成長支援プログラムだ。

 

世界で通用するための起業家マインドやビジネス戦略を、

シリコンバレーの起業家や投資家から学ぶというものだ。

 

しかし、学ぶだけで行動に移さないことに意味が無いこと。

そして、後に引けない状況を作らないと行動しない

という自分の性格を知っていたため、

同時にアウトプット重視のプログラムにも参加した。

 

それは名古屋BOOSTというプログラムだ。

AI・IoTの技術や事業開発に必要な
様々なスキルと知識を学ぶ体験型プログラムで、

参加者同士がチームを組み、
学んだスキルをフル活用して、

アイデアの具現化を目指すものだった。

 

それらのプログラムの参加者は9割が社会人で場違いだと感じた。

 

 

しかし、場違いだと感じるくらいが成長できる環境だ

2年生までの経験で学んでいたのでワクワクが大きかった。

 

これらのプログラムを通して、熱量を伝えたことで

なんでも出来る社会人、大学院生エンジニア、大学生デザイナー

の3人がメンバーとして集まった。

 

僕たちは

独居老人と近くの大学生をマッチングするプラットフォーム

『まご助』というサービス作りに取り掛かった。

 

高齢者が集まりそうな施設やイベントに出向いて、

アンケート調査や実際にチラシを配布して

家に出向き、困りごと解決ならなんでもやってみた。

 

庭の芝刈り、電球交換、買い物代行など

とにかく顧客の真の困り事を解決しようとサービス作りに励んだ。

 

3度のピボットを経て300人の前で最終プレゼンをした。

 

結果は、社会人の8チーム中2位の優秀賞だった。

 

このプログラム後、新たなメンバーを追加し5人で運営を続けたが、

介護保険が当たり前、若者による高齢者向け詐欺事件の多発、

高齢者のITリテラシーの低さなどのハードルにより事業化は困難だった。

 

資金調達の選択肢もあったが、部活を辞めてコミットすることは出来ず

事業の撤退に陥った。

 

これらの経験から5つの学びを得た。

 

ビジネスとしての学び

①  ペルソナ1人をファンにするくらいのサービスの質にこだわることの重要性

② 顧客も気付かない潜在的な真の課題解決にこだわる重要性。

③ 儲かるマーケット選定の重要性。

 

リーダーとしての学び

誰よりも熱量を持ち、本気になり続ける重要性

② 自分よりも優秀な仲間を持つことの重要性

 

 

 

プログラム終了後の9月、周りの同期は就活を始めていた。

 

 

将来、デカい企業を作るという目標は決まっていたが

一旦就職するのか、いきなり起業するのかは迷っていた。

 

スタートアップ界隈では、イケイケの学生が起業せずに

一旦就職すると逃げたように思われる。

 

しかし、就職してから起業した人の方が明らかに成功確率が高い。

 

周りの目は気にせずに、本気で夢を叶えるキャリアプランを決めよう。

 

そう思っていた時、偶然サイバーエージェントの社員さんからDMが来た。

 

僕は本当に運が良い。

 

その面談で衝撃を受けた。

 

会社員は会社のために働かされていると思っていたが、

俺が会社を21世紀を代表する会社を作るんだと目を輝かせていたのだ。

 

自分で会社を作るという考え方と、若い人の挑戦機会の多さに魅力を感じて

サイバーエージェントで修行することを決めた。

 

 

そして、最終面接で人事の曽山さんと30分話し込んだ時

『世界最高の人材育成企業にする』という個人のビジョンを聞いて感動した。

 

この会社で活躍して、成長しまくりたい。

そう思えた瞬間だった。

 

また、曽山さんから2つの学びを得た。

1つ目は、応援されるビジョンにすることの重要性。

2つ目は、大きなビジョンを公言し、

目の前のことを愚直に取り組むことの重要性。

 

そして、その面接を通じて俺のビジョンが明確になった。

 

そのビジョンとは、

 

『日本中にインパクトを与える企業を創る』

 

というものだ。

 

サイバーエージェントでの内定を頂いた後、内定者選抜にも選んで頂いた。

 

そこで役員に対して自分の紹介とビジョンの宣言をした。

覚悟が決まった。

俺は本気でビジョンを達成してやる。

 

 

 

 

サイバーエージェントから内定をもらってから

内定後は学生の間にしかできない挑戦をしようとした。

 

部活に励みながらも、休日には部活の同期で親友のたいしと

ふざけた挑戦をした。

 

それは、0円旅だ。

名古屋からヒッチハイクで渋谷まで行き、お金を払わずに楽しむというものだ。

 

休日の朝の電話で当日やることが決まった笑

結果は、6時間で到着。

昼ごはんも夜ご飯も奢ってもらい、

夜はお金を持ってそうなおじさんに声をかけて

クラブの入場料と5000円をもらった。

 

人生初東京のクラブは無料で楽しんだ笑

 

 

 

また、ある日には大学近くでベントレー(高級車)を駐車しているところ

を目撃したので、降りてくるタイミングで声をかけてみたりした。

 

「僕も将来ベントレーに乗りたいんですが、どうしたら良いですかね?」

 

イカつめのおじさんでしたが、気に入ってくれてご飯に招待してくれた。

スキューバダイビングの社長だったので面白い話を聞けた。

 

 

 

あとは、高校で講演会をして人生初のテレビ出演も経験した。

テーマは『楽に夢を叶える攻略法』だ笑

実は校長先生になりたいと思ったこともあるので楽しかった。

 

 

学生に伝えたことは

「夢を叶えたいなら誰が夢を叶えてくれるかを考えろ」

 

実力に見合わない成果を挙げてきた自分が

4年間で気づいた成果を上げるコツみたいなものだ。

 

詳しくは、俺が将来「日本中にインパクトを与える企業」を創ってから

テレビで偉そうに語ってやる

なんてね笑

 

 

 

そんな学生でしか出来なさそうな思い出を作っていった笑

 

(現在は、タイで象使いの免許取得を計画中)

 

 

 

こんな感じで3年生は様々な経験から、

机上の空論で終わらせずに、やってみるにこだわることの重要性を学んだ。

 

 

 

 

 

 

4年生になった。

学生最後の代。

 

頑張ってきた部活もラスト1年。

この年は、部活に一番本気で向き合った。

 

自チームの目標は『学生日本一』だった。

 

しかし、自分の実力は日本一とは言えないものだった。

 

そこで、昔から日本代表選手を輩出している

仙台のコーチのところに修行しにいった。

 

そこで技術面はもちろん、マインドも変わった。

 

『自分の弱さを認め、外部の意見を受け入れること』

 

最も響いた言葉だ。

 

この修行を経験してから、自分の足りない点を見つけて

最適な人にアドバイスをもらうということを繰り返した。

 

1年間とてもハードだったが、コーチや外部の意見を取り入れて

 

個人としては、東海選抜キャプテン・東海地区ベストプレイヤー、全日本学生選抜

組織としては、東海史上最高記録「全国3位」

を達成することができた。

 

本当に最高の瞬間だった。

 

(部活を通して学んだことは別のブログに書く予定)

 

 

部活に注力しつつも、

『日本中にインパクトを与える企業を創る』

というビジョン達成に繋がる必要な要素を学ぶために

休日は東京に足を運んで

多くの凄腕経営者に話を聞いていった。

 

 

(経営者からの学びは別のブログにまとめていく)

 

 

世界平和を本気で考えている経営者もいれば、

ビジネスはなんでもありの戦争だと考えている人もいた。

 

それらの出会いから

自分の視座の高さで成し遂げれることのデカさが変わる

ことを学んだ。

 

 

4年生では、

自分の可能性を感じつつも、

どこか制限をしていた自分を脱却することの重要性

に気付いた。

 

 

 

また、4年間で

『謙遜は自分の魅力を消す事』だと学んだ。

 

自分よりもレベルの高い人と繋がって

視座を上げるチャンスを作りたいなら

実力がなくても、おもろいやつでいろ

 

自分の肝に銘じている言葉だ。

(ある投資家とのミーティングで謙遜していたら、

おもんないし魅力を感じないって言われたことがきっかけ)

 

だからこそ、ちょっとでまかせを言っても良いから

おもろいやつでいることを心がけている。

 

 

 

 

 

自分の人生では、自分が主人公。

 

やりたいこと、なりたい姿を本気で追い求めよう。

 

俺は強欲で負けず嫌いだ。

 

なら全ての欲を本気で満たしにいこうじゃないか。

 

達成したら新しくできる欲を満たすためにも、

次できるデカい夢を叶えにいこうじゃないか。

 

そっちの方がおもろそうだし、ワクワクしない?

 

あぁ、将来が楽しみすぎる。

 

今後とも、翼の人生に注目してください。