おはようございます。

 

昼間の暑さも若干緩やかになってきたような気がします。秋ですね。

 

長々と続いた金融営業時代の話は今回がいよいよ最終回です。

 

振り返ってみて思う事。

 

本当にいい経験をさせてもらったなと思います。

 

そもそも銀行員になるつもりなんか全くなかったのですが、短大2年の時就職課に行くとたまたま指定校推薦で募集がありました。

 

私は兵庫県の短大だったので和歌山の銀行に就職したい人なんて5名もいるはずもなく、手をあげたら推薦してもらえました。

 

和歌山に帰ってくるつもりはなかったけど、親は帰って来なさいと言うんで、とりあえず和歌山の会社も受けて落ちたら諦めてくれるかななんて軽い気持ちで受けて、採用となり、何の夢も目標もないまま入行しました。

 

やりたいことをみつけて辞めようと思ったのに、結局見つかることもありませんでした。

 

いや、営業と仕事に出会いました。

 

事務職での入行だったので、まさか営業をするなんて夢にも思っていませんでしたが、やってみると意外とはまりました。

 

営業の仕事は話上手より、聞き上手の方が絶対向いています。

 

私は色んなことに興味を持つタイプなんで、お客さんのこと、お客さんの会社のこと、色んなことを知りたいなと思ったので、自然と会話も弾みました。

 

営業の仕事に向いているかどうかそれは今も分かりませんが、好きな仕事であることは間違いありません。

 

もちろん、営業ですからノルマがあって、本当に苦しいこともありました。

 

でも、お客さんに対して真面目に仕事をしていれば、目標は必ず達成出来るというのが私の持論です。

 

この真面目っていうのが本当に難しい。

 

ついつい、自分の都合を優先してしまって、手数料の高い商品を販売したりしてしまったこともあります。

 

でも、こういうのはたいていうまくいきません。警官

お客様にとって一番いいと思うものを提案する。これが営業を続けていくうえで一番大切なことだと思います。

 

一番いいと思っても、やっぱりうまくいかないこともありました。でも、そういうのはどこかで割り切れる。

 

もちろん、いずれにしても最終的に決めたのはお客様なので、うまくいってもいかなくても、苦情となるようなことはありませんでした。

 

でも、私の心がすり減っていくのは感じました。

 

真面目にって大変ですが、真面目な仕事は自分がすり減ることないんです。

 

だからこそ、真面目に働こうと思います。

 

これからは銀行のように運用商品をどんどん販売するわけではないですが、お客様には本当にいいと思う商品を提案できるよう、まずはしっかり勉強したいと思います。

 

この人なら任せてもいいかなと思ってもらえる営業担当者を目指して、コツコツと頑張っていこうと思います。

 

最後に私をここまで育ててくれた、お客様方には本当に感謝しています。

 

21年間の銀行員生活で学んだことは、真面目に働くことの大切さです。

 

金融営業で学んだ知識、保険代理店で学んだ知識、営業の経験、バツイチで息子を高校生まで育てた経験。ありとあらゆる経験を生かして、一人前の生保レディーになります‼