「食べるヨロコビをバリアフリーに」つばめSpoonProjectです♪
嚥下食、特にミキサー食の摂食介助シーンを拝見していると、時々
複数のミキサー食を迷うこと無く
まぜまぜまぜまぜ・・・・・
としてしまう介助者に出会うことがあります。(´・ω・`)
もちろん、カレーライスなどご飯(ミキサー粥)にトッピングする献立の場合や、
風味付けに複数種類のペーストをトッピングすることが通常あります。
ただ、
まぜまぜまぜまぜ・・・・( ´_ゝ`)
としてしまうと、
場合によっては、おいしくなくなってしまうこともありますよね。
例えば、ミキサー粥にカレーペーストをトッピングしてそれをしっかりまぜまぜしてしまうと・・・・
それは カレーライス というより、
薄いカレー風味のお粥
になってしまいます。ミキサー粥は、ミキサーにかけやすくするために加水することがほとんどですもんね。
私たちの脳は味覚がシゲキされることで舌の動きや唾液の分泌、送り込みや嚥下反射の惹起、運動そのものにも影響を来しますよね。
ミキサー食はほとんどのメニューの食感や温度が似た状態になってしまいますので、食べる人にとっては「変化に乏しい」(´・ω・`)状態になってしまいがち。
そこで、「味の違い」「濃い、薄いの違い」などのバリエーションが食べる面白さを生み出し、飽きさせない貴重な刺激となるのです。
世の中には「まぜまぜのカレーライス」が大好きな方も確かにいらっしゃいますが・・・
どのメニューもみんなマゼマゼにしてしまうことは、果たして食べる人にとって幸せなことかどうか・・・おいしく感じられるかどうか・・・
一度考えてみて欲しいなぁ・・・と思う次第です。
食べる人、作る人、サポートする人
みんながハッピーな食卓が広がりますように≧(´▽`)≦